最低最悪。


ダフネは顔をしかめ、焼きたてのクッキーをゴミ袋に放り込んだ。


慣れないことをするものじゃないな。



「これで10回目じゃねェか」


後ろからエースがやってきて呆れたように言った。


ダフネは腕をくんだ。「何かが足りないのよね」



エースはゴミ袋からクッキーを一枚取って口に運んだ。



意外な味に目を丸くする。「なんだ。うまいじゃねェか」


不審げな目でダフネが睨んできたのでエースは肩をすくめた。



「料理なんてようは気持ちだ、気持ち!」



そう言ってくしゃっとダフネの髪を撫でる。「ま、お前が作るもんはみんなうめえと思うけどな」




ぽかんと呆気にとられているダフネを見てエースは悪戯っぽく笑った。







あとがき


17章ぐらいに嫌いなものは料理って書いてますが、あれは面倒なので嫌いなんです。


ダフネは結構料理は美味!