あー。
お腹が痛くなってきた・・・。
Strange Girl
「で、いつになったら帰るつもりだ?」
「さぁ?」
僕のベットに座ってにかっと笑う変な少女。
溜息が自然と漏れる。
ったく・・・。
百蘭サンの幼馴染だかなんだか知らないけど。
はっきり言って迷惑だ。
無邪気に枕を抱えてにこにこ笑うその姿はどこか―・・・
「百蘭サンそっくりだな」
そう呟くと「へ?」と目をぱちくりさせる。
「いや・・・もういい」
無自覚、か。
まぁ、いい。
気にすることじゃないし。
「そこどいてくれる?眠たいんだ」
そう言うと。
彼女は当たり前のように、けろりと。
「じゃあ一緒に寝よう!」
・・・は?
「・・・君、何言ってるか、分かってるのかい?」
動揺のあまり落ちたメガネをかけなおし、まじまじと彼女を見た。
肩にかかる、漆黒の髪。無垢な灰色の瞳。
歳は少し下ぐらい。でもそれにしては、子供っぽい。
「だって・・・」
そう言い、彼女はうつむいた。
「さびしいんだもん」
ぎゅっと枕を握りしめる。
その姿はどこかあどけなくて―・・・
少し、可哀想になった。
「・・・分かったよ」
大きなため息とともに言うと、彼女はぱっと顔を輝かせた。
「本当?!」
・・・。
もしかして騙されたのか?
さっきのシリアスな雰囲気はどこへ行ったのか。
ぽんぽんと跳ねまわりはしゃぐその姿を見て自然と笑みが漏れる。
僕がベットに入ると、彼女もいそいそと中に入ってきた。
「おやすみ!正一!」
「おやすみ」
寝る前も元気だな。
本当、変な女の子。
あとがき
無邪気な子が羨ましいXD