最近、為替は円安トレンドになっている。
円ドルが80円割れまで行き、輸出企業が中国や韓国など自国通貨安政策をとっていた国との競争で、
負けており、非常に苦しい状況にあった。
しかし、年末から、日本も円安政策を取る方向になり、円安に為替が動いている。
個人的ないけんとしては、「円安」というよりは、
「行き過ぎた円高」が是正されているだけだった思う。
ただ、一部のメディアをみていて気になるのは、「悪い円安」であるという論評だ。
確かに円安・円高ともにメリット・デメリットがあるため、
どちらのほうが一方的によい・悪いものではない。
今の円安方向の動きも、デメリットが生じるだろう。たとえば、輸入品の物価上昇・金利上昇だ。
しかし、円安になれば輸入品の物価は上昇するし、円安のために金融緩和をすれば、金利は上昇する。
一方で、輸出企業は、少しは楽になり、業績の回復は見込めるし、
そうすれば、雇用・所得・景気には好材料となるだろう。
円安がいつまでも続けばいいとはいえないけれど、個人的には100円くらいまでは、
まだまだ「円高」だと思う(リーマンショックじには円ドルは120円だった)。
それが、円ドルが90円にいかない段階で、円安のメリットを無視して、
デメリットにだけ目を向けるのはいかがなものなのか。
しかも、外国(とくに通貨安政策をとっていた国)に悪影響が与えるのでよくありませんよという論評もあった。
(うーん、外国のために、日本はどうなってもいいというのだろうか。)
コメンテーターの意見をきいて思ったのは、
物事には、両面ある(ことがある)けど、人は自分にとって都合のよい面を強調(他方を無視)することがある。
ただ、他人が話していることをそのまま鵜呑みにするのではなく、
「話した」ことだけではなく、「話さなかった」こともあるんだと思いながら、話しを聞いていきたい。