今回は正規に発表していない解析情報
による本当のステータスの意味を紹介~
分かり易くするためにレースで解説します
■一連のレース運び展開
・序盤
2割がスタートダッシュ成功、2割が出遅れ失敗
スタートダッシュ時のパワーは関係なし
序盤の回復スキル発動は無駄
ポジション争い
スーピード数値は関係なくスキルでの速度分は上昇
・中盤
パワー数値により追い抜きかブロック
賢さ数値により位置取り修正
※逃げ先行は内側、差し追込は外側
・終盤(ラストスパート)
Maxスピード速度にするためパワーで加速する
体力(HP)としてスタミナ、根性がないと失速する
体力(HP0)だと負けレース確定
根性が不足スタミナ替わりになる
大体こんな感じです。よく勘違いしているのが
意外とスピードが最初から最後までステータス
の数値で走り抜けると思い込んでいる人が
かなりよくいますが当然違います。実際に
チームレースなど複数でやるとわかりますが
逃げ1200、追込500だとしても大逃げで勝つ
事はまずありえません。そこんところを
各カテゴリ別に順を追って記載します
■スピードとは
基準速度=レースごとに決まっている速度
としてあらかじめ各レース距離で速度上限
が決まってます。基準速度とは終盤手前
までの区間で前後のウマ娘に合わせた
速度で走りる事を指します。上記でも
書きましたが逃げが序盤から後方に
圧倒的に差を付けず後方のウマ娘と
一定距離で走ることから一目瞭然です
後方が詰めれば速度が上がり、後方
と差が開けば速度を緩めるこんな光景
を皆さんも目にしてきたことでしょう
以上を踏まえ大まかな計算式は
序盤~中盤
基準速度(20前後)x脚質の数
終盤(ラストスパート)
基準速度x脚質の数+スパート(スピードx500)
このようになり序盤から本来のトップスピードで
走ってない事が分かります。結論から書くと終盤
にスピードが大きく影響し全体7%程度になります
解析より詳細なスピード計算式
基準速度 = 20.0 - (コース距離[m] - 2000) / 1000 [m/s]
具体例
コース距離 = 2000[m] の場合は基準速度 = 20.0[m/s]
序盤、中盤
基準速度 × 脚質ごとの数
終盤
基準速度 × 脚質ごとの数 + sqrt(500.0 × スピード値) × 距離適性の補正 × 0.002
ラスト
(終盤の速度+ 0.01 × 基準速度) × 1.05 + sqrt(500.0 × スピード値) × 距離適性係数 × 0.002
※脚質計数(序盤:中盤:終盤&ラストスパート)
逃げ:1.0 : 098 : 0.962
先行:0.978 : 0.991 : 0.975
差し:0.938 : 0.998 : 0.994
追込:0.931 : 1.0 : 1.0
スピード認識のおさらいまとめ
序盤、中盤はスピードではなくパワー、
賢さによる位置争いで展開するが決して
スピードが重要でないわけではない
ラストスパートに育成で上げたスピード
まで上昇するがスタミナ、パワーが
足りなければ育成の数値に到達できない
スピード=ラストスパートの速度と覚えましょう
■スタミナとは
スタミナ=レース体力と思ってませんか?
普通はそうですがゲームなので
スタミナ=レースを走る際のHP(体力)
として認識してください。スタミナ=HP
ではなくスタミナ分がHPに置き換わる
イメージをして貰えれば大丈夫です
100スタミナ=80HP換算でもOKです
下記のスタミナ計算式で分かりますが
スタミナが高ければ減る量も増えます
1200x0.8=960(減少量-240)
1000x0.8=800(減少量-200)
距離、脚質係数を計算したものがHP
HP=0.8x脚質係数xスタミナ値+コース距離[m]
※脚質係数 逃げ=095 先行=0.89 差し=1.0 追い込み=0.995
次は1秒にスタミナ(HP)がどのくらい減少するか
※掛かりやバ場状態で変化
秒間HP減少量 = 20.0 × (現在速度[m/s] - 基準速度[m/s] + 12.0) ^ 2 / 144.0 × ウマ状態係数 × バ場状態係数
※ウマ状態係数:
掛かり = 1.6
ポジションキープペースダウン = 0.6
その他 = 1.0 (下り坂加速モード時各0.4倍)
※バ場状態係数: 1.00 ~ 1.02
(芝 重1.02 不良1.02 ダート 重1.01 不良1.02 その他1.0)
最後にラストスパート時にHPが足りない
場合は終盤から計算が始まりますが
HPが足りる量まで速度が低下します
かといってHP過剰では宝の持ち腐れ
になります。目安として1例を挙げると
スピ1000、スタ1200、金枠x3だと過剰
なので以前記載した適正距離スタミナの
長距離S+金枠、中距離A+金枠程度が
ちょうどよいでしょう。あくまで参考なの
で試行錯誤必要ですが。また根性300
で走り抜けた場合のHP消費量として
序盤~中盤=1632
ラストスパート=1207
合計HP2840=スタミナ600が前後必要
となるのでこんな感じで認識しましょう
スタミナ認識のおさらいまとめ
基準速度から離れる程スーピード、パワーに
よる加速度上昇と共にHPが減少量が増え
HP0になったら速度がかなり遅くなる(負け)
書いていて思いましたがそんなにイメージ
とかけ離れていなかったかもしれませんね
■パワーとは
パワー=加速度&突破力
※前を塞がれてもブロックされない
パワーは序~中盤のポジション取りで
重要となり終盤まで以下の動作を繰り返す
・目標スピードまで加速をする
・目標速度を超えると減速する
パワーの計算式は
0.0006xsqrt(500.0 × パワー値) × バ場適性
パワーのおさらいまとめ
序~中盤はスピードではなくパワーが重要
育成する際はスピード>スタミナ>パワー
の優先順位で大丈夫。とりまパワーは
序~中盤の速度安定感のための加速
と覚えましょう。逆に差し、追込は元の
速度が低いのでスピードが高いと加速
が長くなりパワーが重要になってきます。
■根性とは
根性=ラストスパート時のスタミナ消費を抑え
またHPが0になった際の速度減少を抑える
上記理由によりそんなに重要視してない
人もいますがスタミナ100でHP80なので
ラストスパートの際の根性HP換算は
根性200~400でHP換算266
根性400~600でHP換算118
これだけの差がでます。根性300
推奨と初期から記載してきた理由が
これです。400以上はコスパが悪く
なるのであまりお勧めはしません
根性のおさらいまとめ
ラストスパートでトップスピード
に乗せるのにスタミナも重要だが
掛かることもなく競り合うこともない
レースはないので意外と重要です
■賢さとは
賢さ=スキルや位置取り、掛りに影響
スキルはご存じの通り、位置取りは
賢さが高いウマ娘をレース観戦して
見ていればすぐ分かると思います
掛かりとはデバフに掛かる率ですが
賢さ300=19%
賢さ600=13.2%
賢さで掛かりを上記のように軽減できる
※掛かり状態になるとHPが減る
賢さでスキルが発動する確率は
以前記載しましたがその中でも
金枠スキルが発動する比較は
70%=3つの金枠発動は34%
85%=3つの金枠発動は61%
賢さ400、600では大きく変わってきます
賢さのおさらいまとめ
掛かりにくくしHPを確保したり、位置取り
やスキルでレース展開を有利に運べる
またスキルは賢さ以外やる気が影響する
が発動率は脚質適正や緑スキルを除いた
※全スキル編で緑スキル効果を紹介予定
ステータスを参照するので混同しないように
バ場・距離・脚質って何やねん!状態でしょうが
大まかに検討はついても効果は不明ですね
これも勘違いが多い要因なのでついでに紹介
■バ場適正(パワー)
S=1.05、A=1.0、B=0.9、C=0.8、D=0.7、E=0.5、F=0.3、G=0.1
Sにするとパワー+加速係数でパワー+100効果得られる
※余談ですがダートはマイル想定で計算すると良い
■距離適性(スピード)
終盤の7%に計上されるそのまま
ではなくスピード同様別系数が掛かる
スピード係数
S=1.05、A=1.0、B=0.9、C=0.8、D=0.6、E=0.4、F=0.2、G=0.1
※スピード1100でSあれば+100の1200になる
S=1.0、A=1.0、B=1.0、C=1.0、D=1.0、E=0.6、F=0.5、G=0.4
※上記パワー効果もあるらしいが真偽は不明
■脚質(賢さ)
S=1.1、A=1.0、B=0.85、C=0.75、D=0.6、E=0.4、F=0.2、G=0.1
増加分はスキル発動率には影響しないが位置取りには影響する
ステータス総合おさらいまとめ
スピード:終盤の速度
スタミナ:HP換算
パワー:加速、コース取り
根性:ラストスパートのHP
賢さ:スキル発動、掛り、位置取り
とこんな感じですがステータス1つでもかなりの
認識が変わったかと思います。車に例えると
とある山までピクニックに向かうも30kmの
制限速度がある一般道を走行していると
勾配がある坂道に差し掛かったが車は
一般車ではなく4WDなので坂道を楽に
加速(パワー)しつつ車幅が狭くても車間
距離を計算(賢さ)して上手く躱し円滑に追い
抜き目的地までは残り僅かとなったので車
本来のトップスピード性能を生かすため残り
は高速道路(スピード)を使い行くことにする
がガソリン(スタミナ)が残りあと僅か!?
しかし予備タンク(根性)の燃料で目的地
まで失速することなく辿り着く事ができました
こんな感じでイメージすると分かり易いかも?
この知識をフル活用で駆使できれば育成で
勝てる新たなウマ娘が誕生することでしょう。
それではみなさん~レッツラーバクシン!!