原由実6thシングル「improvisation」インタビュー
2015年5月27日に発売となった原由実6thシングル「improvisation」集合取材でのインタビュー。
――今回のシングルは去年(2014年)10月振りのリリースになりますが、発売が決まった時のお気持ちからお願いします。
原由実 7ヶ月振りくらいというのは、これまでのリリース間隔を考えるとひさしぶりといった感じで言われますけど、そのあいだにバースデーライブがあったり、イベントへの出演も多くてずっと歌ってきたこともあって、そんなに期間が空いていたんだど不思議な気持ちになりました。
――今回の表題曲は推理アドベンチャーゲームXbox One『ミステリートF ~探偵たちのカーテンコール~』内の『ミステリート2~フェアウェル・エンカウンター~』エンディングテーマということで、タイアップのお話を聞いた時のお気持ちをお願いします。
原由実 『ミステリート』は今までゲームの曲を歌わせていただいたなかにない、探偵モノ、推理モノという初めてのタイプの作品で、賢そうな曲がくるのかなとか、そういったことを考えました。
――「improvisation(インプロヴィゼーション)」はどのような曲になっていますか?
原由実 明るくロックな曲です。推理モノ、エンディングテーマと聞いて、おとなしめで知的な曲をイメージしていたので、オープニングテーマのような勢いのある曲調でびっくりしました。ただ聴きなじみのある、安心感のあるカッコいい曲だなと思ったら、何度もお世話になっているJohnny.kさんの作曲で納得でしたね。
――「improvisation」には即興とか即席にやることという意味があるそうですが、どのような意味合いでつけられたタイトルかは聞いていますか?
原由実 今回の歌詞はタイアップ作品にかけて人生を演奏になぞらえ、迷いや謎、トラブルに遭遇しながらも実力以上の力を発揮して解決していく、といった感じになっています。音楽用語がたくさん入っていたりとか、ちょっと悩んでる人でも大丈夫だよって思えるような前向きな歌詞になっているので個人的にすごく嬉しいですね。曲全体が疾走感やスピード感のある曲調なのですが、特にそれを強く感じるサビが気に入っています。
――こういう感じで歌いたい、という希望や気持ちはありますか?(※インタビュー時はレコーディング前)
原由実 カッコ良い曲で、もちろんカッコ良さも出すんですけど、笑顔感みたいなものが歌声に乗せられたらいいなと。不安を抱えていたり、迷っていたりする人の背中を押せるような、そんな感じの表現ができたらなと思ってはいますね。
――カップリング曲「キミとの未来」はどのような曲になっていますか?
原由実 こちらの曲はPS Vita『白衣性愛情依存症』のエンディングテーマになっています。前作『白衣性恋愛症候群』に続いて声優としても出させていただいているんですけど、明るい日差しが差すような白っぽいイメージを私は作品に抱いていて。それを曲として形にしたらこんな感じだろうなっていう、そんな曲になっています。
――どのようなイメージで歌われましたか?
原由実 女の子同士の恋愛モノ作品である『白愛』の世界、恋する楽しさ、ウキウキ感、切なさみたいな色々な気持ちを歌っている歌詞になっているので、自分が演じさせていただいた(天藤)いつきさんのことを考えながら歌いました。ちなみにいつきさんは王子様っぽい空気感を漂わせながらもおちゃらけているところもある、というカッコいい感じのメガネっこです。いつきさんはこんな感じの景色を見たのかな、こんな感じでデートしたのかな、とか色々考えながら、さらにイメージがわくようにキャラクターのイラストを見ながらレコーディングしていました。
――曲のなかで気に入っている部分を教えてください。
原由実 曲自体がすごく好きで、自分の歌入りバージョンと同じくらいオフボーカルバージョンも聴いていて。聴いていると心が落ち着くというか、曲全体が持っている癒しの力みたいなものが魅力だと思うので全体的に気に入っています。CDにもオフボーカルが入るので、曲だけでも堪能してみて欲しいですね。
――もうひとつのカップリング曲はどのような曲になっていますか?
原由実 こちらはかわいい曲を作ろうみたいなコンセプトで作り始められました。これまでの曲の中では「オレンジ色の季節」が一番かわいかったと思うんですけど、さらにもっとピンク色だったりキャピキャピした感じが合うような曲を作りたいなと。今までになかったタイプの曲ですけど、そのなかでも自分らしさみたいなものが出たらいいなと思います。
――アー写とPVについてはどのようなイメージになりますか?
濱田プロデューサー バンドが入ります。色の綺麗さをうまく出したような幻想的なカッコいい系のイメージで、そのなかにモノクロのバンドシーンを挟んだりしてメリハリをつけようかなと。アー写ではモノクロは使わないですが、衣装も今回のために作った衣装と、既成品を組み合わせた私服っぽいパターンと2パターン用意しています。
――原さんの二面性みたいなものにも注目ですね。今回も発売記念イベントが横浜、東京、大阪、名古屋と各地で開催されます。発売記念イベントで楽しいにしていることとかってありますか?
原由実 全体的に近い距離のイベントなんですけど、みなさんと近距離でしゃべりながらというのは、私にとって好きな時間だったりするんですよ。名古屋はいつもトーク&ライブだったりしたんですけど、今回初めて握手会をやるということで、名古屋の方々と直接お話できるのも楽しみです。お渡し会とか握手会の時にはいつも、私のお手製のプレゼントをお渡ししていたりするので、今回「improvisation」にかけて、どういったものを作ってお渡ししようかというのも楽しみにしています。
――前回の発売記念イベントでは初の試みで、その場でファンの方から歌う曲のリクエストを募ったりと面白い企画がありました。
原由実 すごく好評なんですよ。その日がお誕生日の方とか、リリース日がお誕生日の方とかランダムで決めているんですけれども、その方に歌って欲しいものを言っていただいて、それを歌うっていう感じで。私としては決まっていないぶんドキドキなんですけど、好評なので今回もやろうと思っています。ただ「improvisation」の発売記念イベントなので、決まった曲を歌って、プラスアルファでリクエストも募ろうかと思っています。何があるかわからないので予定ですけど(笑)。
――リクエストで人気の曲はありますか?
原由実 リクエストで歌った回数が一番多いのは「オレンジ色の季節」だと思います。
――人気曲もわかって良いですね。今後のイベントでやってみたいこととかってありますか?
原由実 発売記念イベント系ではいつも握手会、お渡し会、ハイタッチ会とかはよくあるので、それ以外の何かがしたいなというのと、発売記念イベントでは難しいと思うんですけど、ディナーショウをずっとやりたいなと思っています。私も食べるディナーショウ(笑)。みんなでずっとおしゃべりする会みたいなものとか、バスツアーとかもずっとやりたいなと言っているので、果物狩りとかバーベキューとか、みなさんとのどかな地域で美味しいもの食べたいなっていうのはありますね。
――いずれにせよ美味しいものを食べる系なんですね(笑)。
原由実 そうですね。せっかくなので(笑)。
――原さんのアーティスト活動と言えば作詞作曲の話も話題にあがりますが、現在の進捗状況はいかがですか?
原由実 聞いちゃいます? 1月のバースデーライブの時にサプライズで発表するために作曲をしたんです。12月末の段階で作れなかったらライブで披露するのをやめましょうという話だったんですけど、結局そこまでに作れず、本番3日前くらいにあったリハの段階でも作れていなかったんです。これまでにも弾き語りを披露したりとか何かしていたのもあって、私はどうしてもやりたくて、どうにかリハから帰ったあとに絞り出して絞り出して鼻歌で作ったんです。今まで全然浮かばなかったのにそこで何故か4つメロディーが浮かんで、そこからAメロとサビにあうものが採用されて、それをアレンジしてくださって当日に生バンドで披露したんですけど、Aメロやってプツンと切れてサビを歌うというような形でBメロがまだできていないんです。はらまるラジオ』(『原由実の◯◯ラジオ』)のなかでつくろうという風に言ってはいるんですけどまだ進んでいないんですよね。今は難航中なんですけど、今年中に作れたらいいなって思います。今年の目標はBメロ作り(笑)。
――「improvisation」はアドリブ、即興とのことですが、原さんはアドリブや即興がお得意ですか?
原由実 全然苦手です(笑)。アドリブを求められるといつもアワアワしてしまいます。でも、『はらまるラジオ』(『原由実の◯◯ラジオ』)のオープニングコーナーでは、いつも直前に渡されたメールにある架空の設定とキャラにのっかってお話を作っていて、それを二年半以上やらせていただいているので多少のアドリブ力はついたかなと思います。それでもまだまだ、業界のなかにはすごいアドリブ力のある方がいらっしゃるので鍛えていきたいなと思います。
――今回ひさしぶりのシングルということで、ひさびさだったからこそレコーディングで新たに表現してみようと思ったことや自分なりのテーマをもって臨んだことはありますか?
原由実 「improvisation」はここ最近のシングルでは必ず歌っているジョニー(Johnny.k)さんが作曲、これまでにジョニーさんのロックな曲を何度か歌わせていただいていたりすることもあるので、ずっと表現が一緒、レベルが一緒ではなく、いつも作ってくださっているからこそ、自分のほうが一皮むけた表現ができたらいいなという気持ちがあります。
――濱田プロデューサーからレコーディングに際して求められたことなどはありましたか?
原由実 具体的にお聞きしたことは特にないです。ただ「キミとの未来」のレコーディングはすごく時間をかけて録ってくださったんですよね。この曲が難しくて苦労して、というわけではなく、歌ってみて自分ではいい感じにできたと思ったテイクを聴いたあとに濱田さんが「いや、もうちょっといけるでしょ」って言ってくださったんです。自分にできる表現の限界だと思っていたその上があるんだ、しかもそれができると思ってくださってるんだと感じて、それで結構頑張って、いつも以上にたくさん歌わせていただいたんです。なので「キミとの未来」のレコーディングでは、(濱田プロデューサーが)自分のなかの限界みたいなものを引きあげてくださったかなと思いました。
――レコーディングで成長する部分というのは、ライブでの成長とはまた違いますか?
原由実 そうですね。先ほどお話した「キミとの未来」のように、キャラクターや作品のことだったり、メロディーのことも含めていろいろと考えながら落ち着いて歌えるのがレコーディングなので。しかもそれが形として後に残るので、こだわって録れて良かったなと思います。
――最後にメッセージをお願いします
原由実 7ヶ月振りのひさしぶりのシングルを、私の好きな曲調の曲を表題曲としてみなさんにお届けすることができてすごく嬉しいです。今回イベントも8回あるということで、それも個人的に楽しみにしています。イベントに行ったことがなくて今回参加するという方も、アットホームな空気感なので準備せずにのほほんと参加していただいても楽しんでいただけるのではないかなと思います。
《商品データ》
[原 由実フォト満載ブックレット仕様]
タイトル:improvisation
発売日:2015年5月27日
発売元:5pb.
販売元:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー
©MAGES./5pb. ©AbelSOFTWARE ©2015 KOGADO STUDIO,INC.
【DVD付盤】(CD+DVD)
品番:FVCG-1341
価格:¥2,300(税抜) 【通常盤】(CD)
品番:FVCG-1342
価格:¥1,700(税抜)
《収録内容》
(CD)
1.improvisation
(Xbox One「ミステリートF ~探偵たちのカーテンコール~」内「ミステリート2~フェアウェル・エンカウンター~」EDテーマ)
2.キミとの未来(PS Vita「白衣性愛情依存症」EDテーマ)
3.「好き。」と言われるまでの5分間
4.5.6 各off vocal
(DVD)※DVD付盤のみ収録
1.improvisation Music Video 2.improvisation Music Video メイキング
《原 由実 Profile》
声優としてTVアニメ「トリニティ・セブン」浅見リリス役、TVアニメ「ログ・ホライズン」マリエール役、TVアニメ「ロウきゅーぶ!SS」都大路 綾役、TVアニメ「黄昏乙女×アムネジア」メインヒロイン庚 夕子役、ゲームPSP&PS3「アクセル・ワールド -加速の頂点-」四埜宮 謡役等、数多くの作品に出演。2012年8月に発売したPSP用ゲーム「コープスパーティー -THE ANTHOLOGY- サチコの恋愛遊戯♥Hysteric Birthday 2U」に水原さつき役で出演。2012年5月からスタートしたWEBラジオ「今井麻美と原由実のRADIOコープスパーティー」で今井麻美と共にパーソナリティーも担当。2012年8月18日よりWEBラジオ「原 由実の○○ラジオ」がスタート。
2012年8月22日、コープスパーティー2Uエンディング曲「HANABI」でソロデビュー。アーティストとしてのソロ活動を開始。2013年3月に2ndシングル「蛍火」、7月に3rdシングル「intention」、12月に1stアルバム「Place of my life」、2014年6月に4thシングルPS3用ソフト「神様と運命覚醒のクロステーゼ」エンディング曲「Rose on the breast」、10月には初のノンタイアップシングル「Crossover」をリリースした。
原 由実5pb.公式WEB【http://5pb.jp/records/sp/yumi/】
原 由実公式blog【http://yaplog.jp/heavenly_cafe/】
アーツビジョン公式WEB【http://www.artsvision.co.jp/】
5pb.Records公式WEB【http://5pb.jp/records/】
5pb.Recordsメールマガジン【https://qt15.asp.cuenote.jp/mypage/regi】