11月21日
木曜日

今日は退院したら150%自宅に帰ると宣言しているカツヨシさんの退院日。
気が重い。
とりあえずジュンコさんとカツヨシさんの転出届を藤枝市役所に出しに。
8時40分くらいに到着。
カツヨシさんは10時退院なのでなんとかなるかな?って思っていたのですが、これが待たされる待たされる。
やっと転出届が出せたと思ったら年金やらなんやらでそちらも届けを出さなければならない。
時間は9時半を回ってしまったのでワイフがそのまま市役所で届を出してもらうことに。
アタシは一人でカツヨシさんの相手をしなければならない。
気が重い。
まあ病院が混んでいる。
駐車場も今までにとめた事がない奥のほう。職員の駐車場の方にとめる。
10時ぴったりに病棟に。
退院後の指導としてこれからの食事についての指導が。
カツヨシさんとアタシで指導員の話をきく。
塩分の取り過ぎに注意。味噌汁は薄めに、肉と魚を食べる、麺類の汁は全部飲まない。
なんか耳が痛い。
早い話、高血圧対策。
それとアルコールは1滴も飲んではダメだと言う。
カツヨシさんはうなずきながらも「たまにはいいんだよね」とか言っている。
全然人の話を聞いていない。
軽く考えているようで「野菜も食べてくださいね」と言われると「近くに栽培しているから大丈夫です」と家で暮らす気満々。
栄養指導が終わると退院なんだけど看護師がきて2月に泌尿器科に来院の予約が入っていると言うので、もう静岡市に行くのでここに通院する事はできないから紹介状を出してくれるように頼むとチッという顔で露骨にイヤな顔をし「今必要ですか?今は間に合いませんよ!」と言ってくる。
2月なんだから後で静岡の病院にファックスか郵送してもらえればいいんですけどと言うと「ちょっと聞いてきます」と。
若い女性の看護師なんだけど、なにそれ?その態度?軽く頭にきてしまう。
カツヨシさんは「もう行こう」「もう出られるんだろ」とウルサイ。もうイライラマックス。
不機嫌が顔に出てしまう。今日はニコニコしてカツヨシさんを説得しようと思っていたのに。
看護師が戻ってきて「先生が火曜日しか来ないから来週か再来週になってしまいます。
そのときに紹介状を頼みます。そして郵送かファックスします」と。
てか前日に病院から電話が来たときに静岡の病院に掛かるから紹介状を送ってもらうように頼んであったので、泌尿器科のヤツも当然そうすると思っていたんだけど。
まあここにもう来る事はなさそうなので取りあえず安心。
会計をしに1階へ移動。
入院費は約8万円。
支払って父親に「車を取ってくるからここにいて」と言うと「看護師さんに挨拶をするのを忘れたからおまえも一緒に病棟に戻ろう」と言ってくる。
「車を取ってくるまでにこれを読んでいて」とノートを渡しました。
カツヨシさんは耳が悪いし、ここの所の様子だと忘れっぽい感じがするし、何回も説明したのにジュンコさんが施設に入った事を看護師に聞いて怒っていたという話を聞いたし。
ノートにカツヨシさんの病気の説明。
今後はアルコールダメ、自転車に乗ってもダメ、階段を使ってはダメ、平らな所を150メートル歩くだけしかできない。
そしてアタシの病気の説明。いつガンになるかわからないから自分のケアで精一杯。
そして今までの流れ。
この介護日記をつけていて良かった。日にちとその時の流れを書いておいた。
そして「これを覚えていないのならカツヨシさんも軽い認知ですよ」とイヤミも忘れずに(笑
車を取ってきてカツヨシさんのロビーに戻ると、ションボリしている。
耳が悪いので大きな声で「お願いだから最後のお願いを聞いて」「このままだとすぐ死ぬよ」「一人では生活できないんだから」「家に戻るとすぐ死ぬよ」などデカい声で。周りがシーンとする。
なんか覚悟を決めたようで「わかった。でも元気になったら家に帰れるんだろ」と言うので「元気になって一人で生活できると先生が言えばいつでも藤枝に戻ってこれるから」と言うと「本当だな。それは約束してくれよ」と言うのでノートに「先生が一人で生活できると言ったら藤枝に戻るから」と書き込むとようやく納得したようで「じゃあ行くか」とカツヨシさん。
散々病棟の看護師に挨拶をしてくると言ってたので病棟に戻るのかと思ったら外に歩いて行くカツヨシさん。

おーーーい!病棟は?看護師さんにお世話になったって伝えなくていいの?

スタスタ出口に向かうカツヨシさん。

つづく