NZ Fish① Snapper
今回から暇をみて、ニュージーランドで釣ったり、釣られたり、突いたり、見たりした魚を紹介したいと思います。
ニュージーランドはよく日本と環境を比較されますが、海の中の魚はトテツモナクよく似ています。
そのため、潜っても、釣りをしてもひじょうに親しみ深い海ではありますが、微妙に違ったり、さすが南半球だなと思うこと、つまり見たこともない魚もいたりして、なかなか魚好きの僕としては興味深い海でした。
初回はやはり、この魚でしょうか?
Snapperです。
学名:Pagrus auratus
因みに日本のマダイの学名は:Pagrus major
日本名はゴウシュウマダイと呼ばれています。日本国内にも輸入され流通しているほど、よく似ています。
違いは老成魚の繁殖期の頭の出っ張り具合が、ゴウシュウマダイはえげつないほど張り出す事でしょうか?
個人的にはゴウシュウマダイの方が魚体が角張って直線的、顔もイカツイ気がします。
体長30㎝の個体
体長45㎝の個体
体長70㎝以上の個体
日本では花は桜、魚は真鯛というくらい、無くてはならない魚ですが、ニュージーランドにおいても真鯛はポピュラーな魚で、そのKiwiとSnapperの係わり合いを調べた専門の本も出ているくらいです。
日本では岩礁帯近くの砂利も混じった砂地などに多く見られますが、ニュージーランドでも同じような場所にいます。生息水深も同じくかなり深い所にもいます。
でも、かなり浅い所でも見ることができます。それは潮が満潮の時に潮間帯に付着しているムール貝を捕食する為に浅場にあがってくるからといわれていて、こちらではシャローな場所でフライで釣ったりする人もいるし、立ち込んでウエーディングで釣る人もいます。まぁ、ほとんどはボートでの船釣りですが。
ニュージーランドではむしろ釣りをすると、このSnapperばかり釣れます。
アホみたいに簡単な仕掛けでバカバカ釣れます。これはもちろん魚がいるところでの話ですが、それほどピュアです。
しかし、そういうのはほとんどが27cm以下の個体で、ニュージーランドでは地域にもよりますが27cm以下のSnapperは持ち帰ることができませんし、その数も決まっています。もしそれに違反して、水産省の監視員に見つかった場合、漁具一式(船込み)没収、罰金$500という、厳しさですのでご注意を・・・!こちらの規定に関しては後日、書きます。
いや~、でもこの魚、ホントウにいい魚ですよね。
引きアジも最高だし、ニュージーランドの鯛も3段引きは健在でした。味も良いし、なにしろ綺麗ですね。
水中で見ると眼の上のアイシャドーみたいに見える青い斑点や、身体にちりばめられた青い星柄模様。
そして淡いピンク色の魚体とピンと張ったヒレ、透き通るような鱗の色・・・。
国民的に人気がある魚であり、王者の風格もある。
キング オブ フィッシュだな~と、言いたいところなんですがこの地にはKing Fishと呼ばれる魚が別にいるんですね!次はこいつを紹介します。
ちょっとした余談:
日本ではニュージーランドやオーストラリアから輸入されるタイをゴウシュウマダイとまとめて呼んでいるけど、ニュージーランドで釣り雑誌を読んだり、オーストラリアの釣り雑誌を読んでいると、どうもオーストラリアとニュージーランドのタイも微妙に違う気がするのだ。
オーストラリアの釣り雑誌など読むと、
「こんなの、マダイかよ!!」
と、疑いたくなるほど頭と口先が張り出したタイを釣り上げている。ノッコミの時期だけに見られる形状だとは思うけど、ニュージーランドのタイではあのような写真は見たことがない。
一年の滞在だけなのでなんともいえないが、個体群は明らかに違うわけだから異なる種であることも十分考えられるわけで、ちょっと調べています。詳しい事知っている方は、お手数ですがご連絡お待ちしてますので教えてください~。
あと、英語ではSnapperというとフエダイの仲間を指したりするが一般的ですが、ニュージーランドではゴウシュウマダイの事を言います。英語でタイはPorgyもしくはSea breamが一般的です。









