初めての油絵 | 流木作家Himagineのブログ

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川辺や海に流れ着く流木は魅力的なフォルムをしています。
長きに渡って漂流する間に川底の砂、石、水に侵食されてすっか
り形が変ります。
そんな流木で作る作品は同じ物がないONLY ONEの存在です。

最近、暖かい日が続いていて、うれしいですね。
やっと寒さから解放されそうです。

 

今年になって絵油を始めました!
憧れの油彩。

きっかけは、木彫りに着色したらどうなるのか?
あのつやつやした絵具を木彫りの動物に塗ると

また別の表現ができるのではないかという期待がありました。ニヤリ

これまで木彫りにアクリル絵の具を使っていたのですが、
乾いた感じが気になっていました。

そこで油絵セットを購入。

12色の初心者セットです(笑)

でも高価ですね。
5000円近いのにびっくり!びっくり

​​​​​​

 

そこでためし描き。

ひどい絵ですみません。ショボーン

写真ではよく分かりませんが、

心なしか、アクリル絵の具より、油絵具のつやつや感を感じます。

 

油絵具は乾燥にとても時間がかかって

1週間も待たないと、次の作業に移れないのがなんとも、もどかしい。ショボーン

 

私のようなせっかちにはなかなかつらいところです。

 

やっと描きあげたのがこれです。

私の好きなトノサマバッタ

 

最近、まったく見かけない昆虫ですが、子供の頃、必死に追いかけて

捕まえた虫。

周りの緑に溶け込んで、じっとしているとどこにいるのかわからないほどです。

バッタの中のキングの風格。
初めて捕獲した時、その大きさに驚いた記憶があります。ガーン

 

写真では分かりにくいのですが、かなり絵具をコテコテに塗りました。(笑)

初めての油絵具は、私にとってはパンにぬるマーガリンのように感じてなかなか面白い感触です。

 

 

まだ、木彫りに油彩を生かすほどの

段階まで至ってませんが、
油絵具を盛り上がるほど塗った時の立体感、
つやのある色は魅力があります。

 

現在、また虫の絵を描きはじめました。
『カナブン』です。
この派手にもかかわらず、人気のない虫。


 

どんな風になるのか楽しみです。