3ローターにすればシルエットでもイケたかもしれない?という妄想 | いまたんのブログ「おちょけごころ。」

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日本の中心あたりから痛車乗りがミニ四駆やったり、メタルを聴いたり、あれこれとおちょけ(=悪ふざけ)た感じでやっとります。

多分にボケたがります。多分に草はやします。

画像は自前のときもあれば、そうでないときもあり。ちょいと黙っててどうぞ。

スーパーシルエットレースではいつものようにうしろのグリッドからスタートして、うしろにいるまんまゴールするサバンナRX-7のみなさん。
左端にトラストへ売却されたシュニッツァーセリカがいますね。










レースで前の方を走るのは、日産ターボ軍団とBMW M1。そしてトムスからトラストへと売却されるシュニッツァー製セリカ。













まあ、そもそも「ル・マンを目指して」なんつってスポーツキット以外にパワーアップするものが無いもんだから、そらターボ付きに置いてかれるのも仕方ないですわな。










形が変わったとて、出力は変わらず。
他のエントラントもパイプフレーム化などしたところもあったものの、AE86みたいな足回りに変更はないためにタイムに大差などなく…。















そこで思ったんです。
3ローターにすればよくね?







時代的に3ローターを搭載した757が登場するのは少し後なんですが、静マツがGC用に開発した変則3ローター11Gが同時期に存在していたんですよね。








従野孝司選手が唯一走らせ、5位入賞を果たした3ローターエンジン「11G」。エントリー名にも入っていますね。












画像は見つからなかったけど、Wikipedia先生による説明がこちら。もしかすると5位入賞ってオカモトカウルの最上位なんじゃないか?










ローターエンジンってのは食パンに例えるとわかりやすいのですが、10A→12A→13Bと排気量が増えていくにつれ食パンのようなハウジングの厚みが増えていきます。
それをサンドイッチのように2枚重ねた2ローターだの3枚重ねの3ローター…だなんて話になるわけです。









普通ローターエンジンは全部のハウジングが同じ厚さ(排気量)なんですが、静マツ謹製の11Gは特殊で「12A(2ローター)プラス10A(1ローター)」という変則3ローターなんです。

ここで食パンを例に出すとわかりやすいのですが、12Aが六枚切りだとして10Aは八枚切りのパンみたいなものなんです。


サンドイッチとしては食感も変わるし、避けるんでしょうが、ローターエンジンとなると軽いローターを追加するのであながち悪い印象ではなさそうですね。
ただ、静マツ製11Gは公称馬力が公開されてないので比較しようがないですが、マツダスピード製13Gがおよそ450ps(757への搭載時)だったので…おそらく430~420psは出ていたのかな?と。




吸排気系の取り回しスペースに自由度の高いプロトタイプカーやGCであのパワーですから、多少制約のあるSA22Cだと一割ほどの出力減になるんでしょうか。










そして純正フレームを活かしたマツダオート東京謹製ボディーではなく、パイプフレーム化により低重心&軽量化を果たした車体に載せれば…スーパーシルエットでも勝負になったと思うんですよね。