基本的にレーシングカーというのは、製作元のチーム(ワークスを含む)が新規マシンへと更新すると、旧型やスペック落ちのものは廃棄されたり他のチームへ譲渡されたりします。
こちらは関東のショップ「アルボー」から1993年のグループA最終戦インターTECのみに参戦したAE101。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240112/17/drifting-groundtouchizm/89/f7/j/o1000057215388618017.jpg?caw=800)
エアロミラーの種類や室内の塗装色、ブレーキダクトの配置場所からおそらくトムスの放出した「旧型スペック」を使っているものと思われます(違ってたらごめんよ)。
特に室内の塗装なんてドンガラからの製作途中にやってもダルいのに、這わせてある配線を避けたりマスキングしてまで塗り替える…なんてことはほとんど無いですからね。
こちらが同年のトムス車。おんなじでしょ?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240112/17/drifting-groundtouchizm/cc/1b/j/o1000057215388618019.jpg?caw=800)
メディアが取り上げるようなチーム以外の、スポット参戦してきたサテライトチームのマシンに目を向けると、意外な面が見えてきて面白いですね。