カローラへの失望(と言う名の勘違い)、そして父への想い。 | いまたんのブログ「おちょけごころ。」

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日本の中心あたりから痛車乗りがミニ四駆やったり、メタルを聴いたり、あれこれとおちょけ(=悪ふざけ)た感じでやっとります。

多分にボケたがります。多分に草はやします。

画像は自前のときもあれば、そうでないときもあり。ちょいと黙っててどうぞ。

僕が初めて見に行ったのが、1984年の鈴鹿1000km。そこで走っていたのがTE71カローラのグループ5でした。
※画像はイメージです(何故これを選んだよ?)










 「憧れのスーパーシルエットが目の前を走ってる!」と、喜んだものです。


でも…なにかおかしい。
※重ね重ね、この画像はイメージです。当時走っていたのは香港のオーナーに売却されたマシンです(同じくトムス製)。













僕「カローラはアフターファイアを吹かないね。」







スーパーシルエットの魅力のひとつである、アフターファイアを期待していた僕。カローラも、こんな感じで盛大に火を吹くものだと期待していたんですが、実際にはそうではなかったんです。












今の僕「当たりめぇだろ!火ィ吹いてんのはターボ車だけだ!」→「それにお前が今レースを見てる席はどこだ?最終コーナー立ち上がりのとこだろ?シフトアップしながらアフターファイアを吹いたら(以下省略」










と、まぁ実際にはレース中に「シフトアップ中に火は吹かない」と気づいたんですが…、いま思えばかわいらしいじゃないですか(自画自賛乙)。
※ちなみにNAだとしても、シフトアップ時には生ガスが流れるために少しだけ火が出ます。のちのグループAでのBMW M3も、量はかなり減りましたが火は吹いていました。














専門誌でも日産ターボ軍団しか報道されなかった「情報不足」という弊害が、こういうところに現れるんですよね。


まぁ、後々「自己解決」したり学習していくなかで不足していた情報を補填していって、稚拙な出来ではありますが、今の僕が形成されました。














考えてもみれば「盛大に火を吹きちらかすターボ車のスーパーシルエット」なんかより、「火を吹かない」カローラG5の方が耐久レース向きなんですよね。












そして、
あの「初めて味わった夏」から40年になりますね。


決して安くはないチケットを買い、レースを見せてくれた父には、感謝しかないです。




おかげで「やかましいツーリングカー」が大好きになるという、モタスポ愛をこじらせまくった人間になってしまいましたが()


テレビやネットでレースを見てるだけの子供たちには、是非とも「生のレース」をサーキットで見てほしい。


テレビやモニター越しでは湧かないような疑問がどんどん出てきたり、事実も細かいこともわかるようになる。







そして何より
楽しいぜ!


今の僕には楽しめるカテゴリーはもうありませんが、興味を持ったカテゴリーを見に行くと、さらに好きになる。


サーキットへ、
どんどん行こうぜ!
親御さんたちには色々つらい(特にカネ…)でしょうが、子供さんへの上層教育・先行投資だと思えば…ねぇ?思い出にもなるし、夏休みなら絵日記の宿題も書ける。








少なくとも僕にとっては
あの40年前の夏、鈴鹿サーキットで味わった経験は「宝物」です。














そういや…もうそろそろ12月になりますけど1989年の鈴鹿1000kmが台風で延期になり、12月に「鈴鹿おろし」の寒風吹きすさぶなかで1000kmレースをみたのも思い出ですね。

あれはマジでガチで寒かった…。