WSPCがSWCへと移行し、エンジンをF1と同じくNA3.5リッターにした時代。
クソでかい12気筒エンジンを載せる愚行は前作C291そのままに、セミオートマ・ABS・トラクションコントロール・アクティブサスなどのハイテクデバイスを投入。
このノーズのデカい板(スリーポインテッドスターとC292って貼ってあるところね)は、これ自体が可動し調整することでダウンフォースを得るもの。
リアウイングは当時流行した、ジャガーXJR-14に倣ったもの…なんだけど、やっぱりメルセデスだな!ってデザインなんですよね。
ああ、ちなみにモデルカーも発売されています。現在買えるかどうかは別の話ですが。
う~ん…ほら、テクノカットにしてきても「何だかイモ臭い奴」っていたように(例えが古いのよw)、何だかデザインが詰め切れてないんですよね。
その点プジョーって、すごかったんだなぁ?って思いますよね。
ちなみに、このメルセデスC292。
開発はしてたものの、 投入される前にメルセデスがSWCから撤退を決定。そのまま「とりあえず完成」したものが動態保存されています。
日本で走る姿は見られないでしょうけど、気にはなる一台ではありますよね。