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この時期は例年釣りせず、帰省が定番ですが

去年同様、コロナ対策で世の中とディスタンス

です。

気を付けるのは天気予報とメジロアブです。

台風が3つ同時発生させるパワーをお持ちの方を

誘ったのが運のツキ。

ご本人のワクチン接種のためスケジュールは

動きません。とは言え、年に一度になり始めた

同釣の機会ですから天気予報とにらめっこ。

奇跡的に台風が温帯低気圧に変わった翌日の

1日だけ快晴に!翌日は午後には雨予報。

アブを避けるには標高高い天空の渓を目指す

のが定石。更に行きづらい場所。歩きの長い

場所。

釣バカの皆さんならお分かりでしょう。

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登山口でパパさんと合流して三密バスを乗り継ぎ

たどり着いた場所は下界より10℃近く気温も低い

ので軽い足取りでスタート!

お昼前に登山小屋に到着して午後釣りして一泊。

翌朝は調子良ければ沢を詰めながら戻る予定。

しかし、スタート前からパパさんが嫌なコメント。

腰が・・・。

一泊テント泊とは思えない巨大なザックは凡そ

15kg。老体には無理な重さ。

下りは快調に進むも登りに入ると途端にペース

が異常に落ちます。腰の痛さに耐えながら前傾

姿勢のまま足を引きづるような歩き方。

骨盤にザックの重さを乗せられず肩への負担が

大きく更にペースを落とします。

暫く振り返りなから登りますが、100m進むと

30m離れます。

釣り時間を考えると3.5時間で到着したいので

私も焦ってきてドンドン離れます。

10分待っても姿が見えなくなってきました。

小屋までの最終林道は一昨年の台風で壊滅し、

渓沿いのガレ場を小屋番の方々が付けてくれた

テープやペンキを頼りに登り降りを繰り返し

ヘトヘトになって辿り着いたのは予定+30分。

途中大岩の影に魚影も確認したので釣りに向か

いたいところですがテント場を見て愕然。

考えることは釣りバカ皆同じ。若者からジジイ

、ルアー、テンカラ。テント花盛り・・・。

そりゃそーだ。

パパさんを待つ間にテント場の受付、設営を

済ませる間にも先行の方々は続々と釣り場へ。

1時間待っても到着しません。ヤバい?

釣りしてる場合じゃないと、空身で登ってきた

ガレ場を500m程戻ると這いつくばるような

姿勢で歩く姿を確認できた。ホッ。

暫く続くガレ場は無理だと思い、荷物を預かり

先を急ぎますが完全に疲労困憊の様子で空身でも

言葉も出ない様子。

小屋到着は更に1時間。もはや釣りどころの状態

ではなく、明日戻れるかも不安です。

直ぐにテントを張り休んでもらいます。

私も何度も腰を痛めたことがあるのでその辛さ

は解りますし、パパさんは還暦。

翌日は午後には雨予報だったのでコースタイムの

2倍をみてバスの混み合う最終便前に間に合わせ

ないと雨の登山道を歩いた末に更に一泊する事に。

周りのテン泊者が出立しても痛む腰で片付けも

捗らず、最終出発に・・・。

焦る気持ちをグッと堪えて超マイペースな老体

を鼓舞しながら足を進めます。流石に今日は

置いてけぼりにはできないので時間管理しながら

騙し騙し歩を進め、予定タイムより30分遅れで

中間地点到着。パパさんは慌てて詰めた小屋の

水がザックの中で漏れるトラブルまで起きて、

この先の水分補給のため携帯浄水器を使って

近くの沢水を濾過できました。良かった。


あとは下りだけだよ~と嘘をつきながら50m

歩いては振り返り、ペース配分しながら最後の

登りへ。ここで既に目標バスに乗れない事は

分かっていましたが気持ちを緩めると最終便で

良くない??と言い出すので叱咤激励!

登りの連続でジジイ、ババアの後続者にも次々

とオーバーテイクされます。

あと半分、あと1kmと近付くに連れ更にペース

ダウン限界で無の境地に達してる様子。

釣り??

一秒も竿も振らず、往復歩きだけで12時間。

痛む腰で歩ききった末に、大混雑の臨時便バス

に乗れて雨の前に下界に辿り着けただけで

良かったということで。

いや、しかし辛かった~。良い経験でしたが、

二度と御免です。

と、言うことで魚も釣りシーンも画像無しです。