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懲りずに季節遅れのホームへ。

雨後の増水で活性化することを期待。

出遅れて、また先行者2台。1台は

また林道で追いついたが、避難小屋泊まり

の山師の方。とても紳士的な御仁。

もう1台は良く見る車なので、奥まで

入られると予想して、中流から入渓。

水は2割増し。大物が巻き返しで定位

する予感は的中!

1箇所目の尺ポ。大物が岩に寄り添う

ポイントだが本日はスルーしようとした

瞬間。巻き返し方向からいつものバブル

ラインに入ってきた。

何度流してもチラ見スルー。クソッ!

でもスプークしないってことは、いつか

食うパターン。

戦うこと1時間。諦め序でに目の前に

CDCを落とした瞬間!リアクションバイト

おりゃゃゃゃ!とフッキングも、口先で

摘むような食い方に見えた。

案の定、2度めの送り合わせをしようと

した瞬間、天を仰ぐ…。

切り替えて尺ポPart2!

大岩手前にこちらを向いた尺絡み発見!

少しづつ近づきながら奥の大岩脇に目を

向けると、その1.5倍はありそうな太い影

が巻き返しに悠然と定位してライズ。

推定38〜40センチ!!!

上は張り出した枝。下は巻き返しに溜った

流木。ポイントはアブク溜まり。

そんな最悪なポイントだからこそ、大物

が潜むのだ。

何度も何度もフライをロストしながら

大岩の影に出たり入ったりするヤツと

呼吸を合わせること凡そ1時間半!

バブルが消え、手前の厄介な枝を四つ這い

になりながら処理して待つこと15分。

絶好の位置にヤツは定位した。

これ以上無いタイミングで落ちたフライ

に大きな身体をくねらせてライズ!!

うっっっおっっっしゃゃゃゃ〜〜!!

バチャバチャバチャバチャ

しかし、手に伝わる感触は、針先が

やつの分厚い硬い唇を貫通していない

のが分かる。正しくゾーンに入る程

全集中した四つん這いキャストでした。

お解りですね。



はい。モンドリ打った彼は暗い大岩と

白泡の下に消えました……。

逃した魚は大きいです。その魚の1mほど

巻き返し上流でライズしていたのが冒頭

写真の28cm。

コイツより二周り以上デカく、太い彼を

逃した僕はその場で大の字になって暫時

立ち上がれない状態に。

また宿題を残して、ガチャガチャ林道を

戻ります。次のsight  fightingの日まで

そこで待ってろよ〜。楽しかった。

以上。ドMフライマンの釣り日誌でした。