解体屋に部品を買いに来る人々 | ドリフト市場(仮)

解体屋に部品を買いに来る人々

こんばんは!


自分の職場にパーツを良く買いに来る人の中で、圧倒的な量を買っていかれるのは、実は外人さん達です。

特にアジア諸国、ロシア、中東、たまにアフリカの方まで。

国産の車のエンジンミッションなどをごそっと買っていかれます。

一番良く売れるのはやはりトヨタ車のパーツです。

ホンダや日産車も売れますが・・・。

ミツビシ、マツダもモノによっては売れます。


売れ筋は、スポーツ系のパワートレーンはかなり良い値で売れます。

ホンダのVTECなんかは特に。あとターボ車。

ラリー系の車もよく買っていただけます。

意外と良い値で売れるのが、ハイエースなどのバンとか、トラックのパーツ。


それから、普通車だとカローラ・コロナ・カムリ系の部品は、安くても確実に売れます。


で、あちらの方たちに聞いても、やっぱり国産のスポーツ系の車は面白いと言います。

国産のといっても、今解体に出されているような車たちなんで、結構古めです。

最近の若者の走り屋さんと、市場が完全にダブってしまっています。


うちの会社の場合、もちろん状態の良い品物は国内のお客さん向けに部品として商品にしていきたいところなんですが、外人さんは、状態にかかわらず買っていってくれるので、何処かしら危なそうなものとか、つかえても日本人には嫌がられそうな物は、外人さんに渡っていきます。

本来ならば、そういう品物こそが、安く買えるんでしょうが、やっぱりどうしても日本のお客さんだと、そのまま使って壊れない物を要求してきますので、使うのに少しでも手を加えないとならないものは、ドンドン海外にいってしまいます。


正直言うと、ここら辺が勿体無いと思うところで、最近はシルビアのエンジン(SR)なんかも国内の市場での価格が上がってきています。

上がれば上がるほど、状態にも気を使って見極めていくので、良いモノを少しでも高く・・・。とならざるを得ません。


最近のドリ車について、前に書きましたが、あんな風にエンジンの中までいじっていく事を考えると、ベースのエンジンなんてそれほど程度が良く無くてもいいんですよね。どうせ1回ばらしてオーバーホール作業もしながらチューニングしていく訳ですし。

と、なると、外人さんがどんどん買っていってしまうと、チューニングベースになる安くてそこそこのエンジンがドンドンもっていかれてしまうって事。

で、国内に残るのは、年数もかなり経っているにもかかわらず、それなりに良い方でしょ?という感じのエンジン等が高い価格で残る・・・。という悪循環。


自分も仕事でやっていると、少しでも手間をかけずにとりあえずお金にしていかなければならないって事情もあるので実際外人さんに買っていってもらっていますが、本当はもっとそういった素材達を大切にしたいって気持ちが有ります。


昔はエンジンやミッションのオーバーホールってそこそこ普通にやっていたんじゃないでしょうか?

でも、最近はそんな手間掛けるなら、それなりのエンジンを丸ごと載せ替えた方がラクなんでどんどんそういう風になってきている気がします。

エンジンは消耗品扱いなんでしょう。

というか、車そのものが消耗品として扱われていますからね。

昔は車って財産的な扱いだったと思うのですが。


日本のメーカーは器用過ぎるんじゃないかい?

車を作るの上手すぎで、どんどん新しいもの出すから、ユーザーや修理屋さんがそのペースについていけなくなってるような気がします。

その点、走り屋さん達て偉い!

いつまでも、古い車でも何とかしてやろう!っていじクリまわして。(でも良く潰す?)

自分の手でモノを生かしてやろうって人がもう少し増えて欲しい気がします。

そういう人が育たないと、メーカーと消費者は生き残っても、街の車屋さんとか修理屋さんってどんどん大変になっていくような気がします。


だ・か・ら!

メーカーさん、街の車屋さんを残していけるような車を作ってちょうだい!(簡単に直せる車・すぐにペッタンコにならない車)

自分達だけで仕事(モータースポーツや車遊びも)を独占しようという考え方は止めようね!


また、話がぶっとんだ?