多分、誰もが被害者であり加害者 |  就労継続支援A型事業所ドリフのブログ

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 まず始めに、このタイトルになった理由はネット上のある記事に注目したからです。その記事とは、、、

 

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1706/21/news155.html#l_miya_170621zitensyauntenmanga04.jpg

雨が降る夜道に「命知らず」な自転車乗り 無灯火で傘を差して帰る無謀な人たちに注意喚起する漫画が話題にです。

 

 この記事の漫画の内容は漫画の作者の体験談を下に自転車運転手の夜中の違法運転や自転車運転手に対する注意喚起、それから自動車運転手がこの時に神経をとがらせてるのかを伝えるような内容でした。

 自転車運転手に対する罰則が厳しくなった改正道路交通法が施行されてから早2年、このブログを書いてる人の身近では、この法令に触れるような危険運転はあまり見かけなくなりましたが、この記事を見て今まで私がどれだけ視野が狭かったのかを、そして今でもそのような危険運転が行われているのかを知りました。

 

 他にもこの記事では、自転車違法運転の罰則の詳細や一見傘さし運転の対象外になりそうな自転車傘立て器具も使い方によっては違反になることも書かれていたのです。でもどうして、改正道路交通法が施行されてから2年経つのに、そういう違法運転が減らないのだろうか?障がい者差別解消法の効果といい、多くの人の意識はそう簡単に変わらないのは分かるのですが、このブログを書いてる人は、自転車運転手の罪の低さだと思うのです。

 

 それは、自動車が起こす事故がたびたびニュースに取り上げられて、自動車は凶器になりゆる物だという意識が大抵の自動車運転手に芽生えていると思います。このブログを書いてる人の身近では、「自分が加害者になりたくないから、免許は取らない」という人がいます。でも自転車は免許の必要がない誰もが乗れる乗り物です。それに、自動車事故が取り上げられる一方で、自転車が起こす事故が全然取り上げられてません。それにより、「自転車はそう危険な乗り物じゃない」という意識や「自動車と接触しても、自動車が悪いという方向に行く」という被加害者意識が芽生えているのだと、このブログを書いてる人は思います。とはいえ、本当に自転車が被害者な場合もあるのでこのことは言い過ぎかもしれませんが、自動車運転手が夜間や雨の日に事故を起こして加害者にならないために神経を尖らせているのかを少しは自覚した方がいいです。それに自転車は軽車両扱いで自動車と同じく、歩行者にとっては凶器にもなるのです。それも自覚してください。

 

 このブログを書いてる人は自転車の危険運転は、愛知県の『名古屋走り』という自動車の暴走運転の自転車版として捉えてます。

 生きている限り、何事もなく平和に普通に暮らしていても、自分がいつ被害者になるのか分からない。また、罪に関係する加害者になるのかも分からない。清廉潔白になるためのバランスも分からない。でも、そういう自覚を持ち、意識を身につけていけば少しでもそのバランスに近づけるかもしれません。