つわものどもの夢の跡 |  就労継続支援A型事業所ドリフのブログ

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 今日は財団法人日本城郭協会が1974年度に定めた城の記念日、し(4)ろ(6)の日ということなので、今日のブログは城について書こうと思います。(といっても国外渡航回数0回なので日本の城だけ)

 まず、多くの人が思い浮かぶ城とは、高い天守閣がそびえ建つ名古屋城や大阪城や姫路城みたいなのを想像するようですが、それは織田信長や豊臣秀吉が台頭してから造られたのであって、それ以前の城は深い堀や高い土塁や塀を張り巡らせた土地全体が城で建物は平屋建てが一般的なようです。さながら武士の住まいや防御拠点なのです。

 それはともかく、小牧市のシンボル小高い小牧山に聳え立つ小牧山城。今年で織田信長が築城してから453周年になります。現在建っている建物自体は1967年に造られた物であってそれほど注目されませんでしたが、なんと近年の発掘調査で城周辺に石垣の石材が発見されました。つまり小牧山城は仮の住まいではなく、本格的な軍事拠点だったのです。しかも、石垣を城に用いたのは、織田信長の安土城がはじめなのが今までの常識であったことから、小牧山城は日本最古の石垣を用いた城なのです。

 他にも大河ドラマでおなじみの真田丸など城や城跡には調査を進めていくと、いろんな側面が見えてきます。今後もあらたる発見で歴史の常識が覆されたり、ロマンに思いをはせたり、そういうものが城にはいっぱい詰まってる事だと思うとますます目が離せません。