「もうおなかいっぱいだねー」
「いくらでも食べられると思ったけど
もう無理だねー」
空耳か…
悪魔のささやきか…
もちろん違います
私は目の当たりにしたのです
これが本当の
女子っていうものを
そっか
女の子は
こんなもんだよね
そっか
そっか
それが正常
私が異常
少しうらやましいな…
私もこんな女子だったら
人生変わって
いたんだろうな
あれ…
目に牡蠣汁が入ったかな
前が
よく見えないよ…
バカヤロー!
今、自分に喝を入れられるのは
自分しかいないんだぞ!
感傷に浸るのは
後にしろ!
さぁ、思い切って
手をあげるんだ!
「おかわりくださーい」
ふぅ
戦いは終わった
目の前の海岸に出て
満足感にひたる
まだ2巡はいけたな
でもこのあとは
おやつも食べるし
これでよかったんだ
うん
これでよかったんだ
うん
満足感から
黄昏に変わるころ
「出発しまーす」
じっ時間だ
乗り込めっ
次の目的地は
もちろん
伊勢神宮
つづく
