素顔(ウォーズマン08)
このフィギュアはパンソンワークスとのコラボグッズ。
マスクの一部分(写真右)が剥がれ、その下の・・・
というバージョン。
そう、ウォーズマンといえば
素顔を隠すためのマスクを付けていることでも有名。
この「機械的で醜い素顔」という設定は当時は衝撃的で、
第二回超人オリンピック決勝やタッグ編での
仮面の下の素顔にまつわるエピソードも、まさに感動でした。
こちらが素顔(リアル版)。
この「素顔」の特異さのために
まわりからのけ者にされ、
虐められる辛い幼少時代を送っているという設定。
ウォーズマンは、
素顔をマスクで「覆い隠す」ことで
辛い幼少時代の鬱憤を晴らすかのように
リングで残虐に暴れまくりました。
しかし、先述したオリンピック決勝の対キン肉マン戦で、
熱い戦いの末、初めて観衆の前でその「素顔」をさらします。
さらにタッグ編では、
ネプチューンマンと武道の必殺技「クロスボンバー」の最初の犠牲者となり
マスクを剥がされて絶命(通称「マスク狩り」)。
そして、最期の瞬間まで
「観客は自分の素顔を見て笑っていないか?」を気にかけ、
「ああ、誰も笑ってないさ。」という
ロビン(タッグパートナー)からの一言に安心しながら
息を引き取ります・・・。
この辺の設定が、
「キン肉マン」という作品の中においても、
「スタイリッシュな強さ」と「脆さ」を併せ持ったヒーローたる所以でしょう。
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