研究者の間では、科学技術論文の添削サービスを利用する人も少なくない。
その研究分野に精通した人が添削を行い、文章校正の理由を明記してくれるようだ。
私が海外エンジニアとして勤務していたとき、英語に関して思うことは3つあった。
①安い単価で雇われている外国人エンジニアの方が英語ができるし、場合によっては
英語表記の設計仕様書を熟知している。
②日本人は年齢、立場によらずトップレベルの理系大学院出身者でも
英語で仕事がスムーズにできない。
③英語でミーティング、プレゼン、レポートを提出しても、的確に指導される機会がない。
今回は③に焦点を当ててみたいと思う。
英文法や語彙のミスを指摘されるだけでは、英語の運用力は向上しないだろう。
それよりも、「・・・という言い方にしたほうがより正確だと思う。」や、
「読者の理解を得たいなら、私だったら・・・と書くよ」など、いろいろと
アドバイスをもらえる方が、はるかに有効的だ。
シンガポール大学では、欧米の有名雑誌の編集員を担当する教授も少なくない。
大学であれ、企業であれ、多面的に自分が作成した英文を添削してもらえる機会が無ければ、
伝わる英語表現(ライティング)は習得できないと思う。
特に、論文執筆以外で会社でも大学でも英文レポートを提出して添削されたことはない。
現在、共同執筆の論文を作成している過程で、いろいろなやりとりをしていると
同じ事項について他の人がどのように考えているか理解したり、あるいは、工学センスは
万国共通だなと思うことも多い。
そのような、共同作業を行う環境で培われる英語表現は、汎用性が高いと感じている。
Bloggerで「シンガポール留学記」、「アジア英語のグローバルエンジニア」も書いています。良かったら寄り道してみてください。
