昔はあんまりすきではなかったのです。
展示でもありましたが
デフォルメや色合いは「ねぶた」「凧」からきてる
ということもあって、古き良き日本の原風景を思い起こさせる。
とはいってもヒトは歳をとりまして
若い頃、全然好きでもなかった食べ物が
歳をとるにつれて非常に恋しくなることが
よくあるわけで。
棟方志功の何にひかれるのでしょうか。
線の動き、カラダの形、狭そうな版の中での奇抜な構図。
文字と図版との共存する作品も多くみられ
特に、ホイットマンの詩集の為に制作した挿絵は
アルファベット自体が図柄として
面白くレイアウトされていました。
グラフィックデザインという視点からも
非常に面白いのではないかと思います。
有名な「二菩薩釈迦十大弟子」もありました。
かなりオススメです。
県美術館から出てきてどっとつかれました。
見る側にパワーが必要な美術展って…。