先日はユニバーサルフォントについて書いてましたが

→ 「■伝われ!フォント!」

公共の施設に関しては特にフォントの活用方法は重要になってきます。

その中で独自の進化?を遂げて行ってるのが「道路標識に使用されるフォント」ではないでしょうか

昔のエントリーでその奥の深さにふれましたwww

→ 「イイネ!首都高横断幕トートバッグ」


それから気になってしまって…


さわりではありますが「道路標識に使用されるフォント」について調べてみました。


まずはwikipediaより

『書体は視認性を重視し、日本道路公団が開発した独自の書体の道路公団標準文字(公団文字・公団ゴシック)と呼ばれるものが使用されていた。

(中略)公団文字は、標識として掲示した際、100km/hで100-150m手前から6秒以内で認識できるように制作された。

そのため、文字は角ばっており、画数の多い文字の一部を省略したりバランスを崩して視認性を確保したりとしているため、非常に独特な文字である。

過去には、文字を省略したがゆえに誤字だと指摘を受けたこともある。』



『公団ゴシック』は道路標識のあの書体です。



こちらの記事が面白くまとめてあります↓

@nifty:デイリーポータルZ:高速道路フォントめぐり


そして、近年その『公団ゴシック』が変更になりました。


再びwikipedia
『2010年には、レイアウトが変更され、日本語書体はヒラギノ、英字はVialog、数字はフルティガーに変更された。

新しいレイアウトでは、文字サイズが大きくなり、フォントが変更されたことによって視認性が旧タイプの標識より向上している。

また、旧レイアウトでは英字が日本語の半分以下のサイズだったのに対し、新レイアウトでは英字のサイズが日本語の半分以上のサイズになっている。』





【ヒラギノ】MAC OS X に標準搭載されている日本語フォントですね。


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【vialog】
ミュンヘン市交通局のサインシステム用書体として開発されたドイツ生まれの書体とのこと。


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【フルティガー】
こちらはシャルル・ド・ゴール空港の案内標識をデザインする為に作られた書体のようです。


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これはおそらく最近出来た名古屋の「名二環」のことだと思いますが↓

新旧の変化がわかりやすいかとおもいます。

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 NEXCO中日本の折込チラシから驚愕の新事実が�… on Twitpic

これほどまでに違うのかと比較してみないと気づかないwwのが人間の脳の面白いところ。


とりあえず今日はここまで。


この分野は奥が深すぎます…。