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へその緒のはなし

「へその緒」を研究する産婦人科医のブログ。
かつては、みんながお世話になったはずである「へその緒」の神秘的なしくみと、その異常への挑戦を語る。

先日、名古屋にへその話で、産婦人科の先生方、助産師、産科で働くスタッフ向けの講演に行ってきました。



以前より、へその緒の問題や超音波診断、管理に関しての関心が高まっているように思いました。



ダウン症などの出生前診断などが取り上げられる機会が多い中、

やはり、どんな赤ちゃんだろうが無事に産まれるためにはどうすべきなのかといった方策を考えることにも着目してくれる人が多くなってきていることは良いことだと。



質問も多く、過捻転の逆の過少捻転(捻転が少ないのもトラブルがやや多い)の診断はどうしているのか?とかマニアックなものまで。。。


でも、最後には、どうやって分娩のタイミングを決めるのか?といったことが大きな問題となりました。




過捻転が分かっていて、37週の外来でのNSTで問題が無くて、本当に家に帰していいのか?

それでトラブルに至ったケースに出会ったとか。。。。




多くの先生方が悩んでおられました。




以前にも、このブログで書きましたが、「子宮はブラックボックス」。 超音波で覗いているつもりでも、なんにも見えていない。

唯一赤ちゃんが元気かを確認できるのは、心拍数を確認しているときだけ。


産科医とて神様ではないから、産まれる瞬間までどうなるかはわからないと。




週数が進んでいれば人工的にでも胎児心拍数の監視下に産むという選択もありますが、そこまでする必要があるか否かはケースバイケースなのです。




なにかのポリシーをもってやっていかなければこの問題は追求困難なことかもしれないと思いました。





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