先日サンティアゴ巡礼を無事に終え、今日からは観光モードに入りました。
わはは!今日は温泉じゃー!
スペインわけわからん。
というわけで、昨日フィステーラからサンティアゴへ車酔いで死にそうになりながらたどり着き、1泊してオウレンセという温泉がある街に出発しました。
ついにゆうりあんカップルともお別れ。
朝、涙なみだのお別れをしました。
ウソです、笑いながら、日本で会おう!と約束して別れました。
スペイン国鉄renfeに乗ります。
バスは2度と乗りません。
オウレンセの語源はラテン語で黄金を意味する「aurum」という言葉からきているそうです。
その昔この地域の川では砂金が取れたそうで、黄金の街ということで「Ourense」と呼ばれるようになったそうです。
この駅でなんと、サンティアゴの駅で座席のことを教えてくれた男性が話しかけてきて、
「オウレンセははじめてか?ホテルはどこだ?街のことは知ってるか?」
と英語で聞いてきました。
またパリでひっかかりそうになった観光案内詐欺か?と思いましたが、そんな人がサンティアゴからキャリーケース引いて電車乗ってくるわけないと思い、その人の好意に甘えることにしました。
30分ほどの道のりでしたが、
ここが大聖堂だとか、
このあたりにバルは多いとか、
買い物はこの通りだとか、
ここが有名な橋だとか、
オウレンセの観光案内をしてくれました。
なんの予備知識もなしで来たのでめちゃくちゃありがたかったです。
この方、今はバルセロナに住んでいて帰省でオウレンセに帰ってきたそうで、日曜日にはまた戻るそうです。
今日のランチはお母さんの手料理だそうで、うれしそうにお話しされてました。
街のショッピング通りに建っていました。
この女性は昔、オウレンセの街中を歩きミルクを売っていたそうです。
毎日毎日一生懸命に売っていたそうで、その勤勉さを讃えてこの像が建てられたそうです。
私の英語の理解が間違っていなければそんな意味でした。
あの方に会わなければ、この像のことも知らずにオウレンセを過ごしていました。
ありがたいです。
まさかの私が予約していたホテルの隣でした(笑)
これの終点がtermas、つまり温泉だと。
85セント、およそ100円払って温泉に出発です!!
サンティアゴ巡礼の矢印に温泉マークが(笑)
私は矢印に導かれ温泉を目指します。
施設内は撮影禁止でしたので様子だけお伝えします。
ここは5.5ユーロ、だいたい700円くらいで利用できます。
水着、サンダル着用が必須です。サンダルは無料で貸してくれました。
利用前になぜか問診票を書かされます(笑)
高血圧か?心臓の疾患があるか?などです。
中は内湯と露天風呂がありました。
少しぬるめでしたが、長風呂できていい感じです。
シャワーがありますが、プールみたいな感じであんまり体洗うのには向いてません。
一応身体洗ってから入れと注意書きがあったので洗いましたが、果たしてどれだけのひとが守っているかわかりません(笑)
水着着用なので混浴です。
若いカップルが露天風呂でいちゃついているのを見て嫉妬してました。
露天風呂は日本モデルみたいな表記があったので、日本の温泉をイメージしたんだと思います。
東屋がありいい感じでした。
サンティアゴ巡礼に出かけた方にはぜひ立ち寄っていただきたい街です。
サンティアゴから近いし、マドリードへいく途中になるのでオススメです。
みんな水着を着てチャパチャパしてます。
わかりづらいですが左下のプールがそうです。
カメラ向けたらめっちゃこっち見られたので、離れたとこから撮りました。
温泉入ってからまたミニ列車で街に戻って、
アイスクリーム食べました!
たくさんの味があって迷いましたが、レモンとチョコチップ入りのミルクアイスです。
めっちゃおいしい!!
私1人では入りづらいです(笑)
シエスタ中で誰もお客さんがいなかったので入れました(笑)
このお店、開店が15時、閉店が24時です(笑)
聞くと午前中はアイス売れないらしいです。
お客さん来ないとか。
日の入りが今の時期で22時なので、24時までやるのがたしかに合理的。
またアイス食べたい。
この街好きになりました
もう少しいたいけど、電車予約しちゃったので明日は首都マドリードへ行きます。
マドリードでの目的はただ一つ。
ピカソの絵画、ゲルニカを見ることです。
あとは気になったものだけ観光します。
マドリードまで4時間半。
明日は電車で何しよう・・・
明日日本帰国予定のゆうりあんさんのブログはこちら。
バルセロナ在住の方の巡礼ブログはこちら。
この方もたくさんの仲間に恵まれて旅されてます。
Ourenseより愛を込めて。
¡Hasta luego!