前回大人のアトピーについて簡単に説明しましたが、ある方から、こんな質問をいただきました。


 >藤田先生、初めまして。 私は大人になってから、アトピーになりました。 成人のアトピー性皮膚炎というのは、環境の要因だけでなく、精神的ストレスなどにより悪化するというのは、よく聞くことなんですが、病院に行っても、ただ、ステロイドを処方されたりするだけで、全然良くなりません。 精神的ストレスが原因と言われても、どうすればいいのかわからないのですが、先生のおっしゃっている治療法では、そうしたストレスにも効果があるのでしょうか?


 お便り、ありがとうございます。

 確かに、「ストレスが原因です。」と、「診断」されても、ストレスの原因として、

 過労・睡眠不足・不安感・抑圧・・・など、人間関係からくるストレスもあれば、

 食品添加物や気圧など外的な環境からくるストレスなど、

 個人によって、いろいろありますよね。

 そして、そうしたストレスは目に見えるものではないし、どうしたらいいのか、悩まれるのは当然だと思います。

 そして、私も30年近く医者をしていますが、事実、そのストレスを西洋医学だけで取り除くのは、難しいように思います。

 そこで、以前も書いたんですが、「自律神経免疫療法」という体に負担のかからずかつ効果的な治療法に出逢い、その治療法を用いて様々な症状に取り組んでいるのですが、

 この自律神経免疫療法では、特定のストレスだけではなく、それぞれの方のストレスを取り除くことができますよ。

 この治療法では、ストレスというのは以下のように考えています。

 「ストレス:交感神経の緊張状態である」

 人間には、交感神経と副交感神経があって、この交感神経が緊張して、優位な状態が続くと、

 両者のバランスが崩れ、「ため込む・冷える・緊張する」などといったことが症状として現れてきます。

 具体的な症状としては、アトピー性皮膚炎・気管支喘息・花粉症・ガン・炎症性の疾患・糖尿病・動脈硬化・肩こりや腰痛などの痛み・心筋梗塞・冷え性・高血圧・脳梗塞・便秘・胆石・感覚の衰え・不眠・・・

 などなど数えたらキリがないくらいですが、

 交感神経の緊張、つまりストレスによって、実に多くの病気が引き起こされていることがわかります。

 よって、この、「交感神経の緊張」つまり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れているわけですが、

 そのバランスを取り戻してやることが、もっとも効果的なのです。

 そこで、自律神経免疫療法で行う治療なんですが、

 まず、白血球中の顆粒球とリンパ球を検査することで、交感神経の緊張状態を把握します。

 白血球中の割合や実数などを見て、その推移が病状の把握・治療効果の判断基準となります。

 そして、この検査結果を基に、注射針(針灸用の針ではありません)やレーザーなどで、指先などの治療点を刺激します。

 すると、副交感神経が刺激され、交感神経の緊張が和らぎ、その結果、交感神経と副交感神経、つまり自律神経のバランスを保てるようになるのです。

 ですから、自律神経免疫療法を用いれば、諸症状の原因となっているストレスを取り除き、

 心身ともに、健康な状態に戻してやることができます。

 これからも、子供のアトピーや、実例など、いろいろなことを書きたいと思っていますが、

 また何かご質問等あれば、お便りいただければと思います。

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