残暑の厳しい日が続いている。昨年よりかは、幾分マシかもしれないが、今夏もなかなかである。
快適になってくるのは、9月に入ってもう少しかな。
三宅香帆「(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法」(2023年)という長いタイトルだが、これを読んでいる。非常に面白い。今年読んだ本の中の上位に食い込みそうだ。
三宅香帆氏と言えば、2025年の新書大賞を獲った「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という新書が大変に売れたことで、一躍有名となった文芸評論家である。こちらはまだ読んでいない。近々、早めに手に入れて読みたいと思っている。
タイトルの中にあるように「名作小説」というのは、夏目漱石「吾輩は猫である」、ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」、カミュ「ペスト」、三島由紀夫「金閣寺」、芥川龍之介「羅生門」、夢野久作「ドグラ・マグラ」、紫式部「源氏物語」、ヘミングウェイ「老人と海」、バルザック「ゴリオ爺さん」などなど。他にも有る。本当に、文豪による名作の数々。
これら名作をより分かり易く、深く面白く読む方法や技術が、この本には丁寧に解説されている。
この方法や技術は、名作に限ることなく、普通の小説を深く読むことにも、勿論、繋がることだろう。
全然肩の凝らない、楽しく優しい文体である。
今日は土曜日だ。週末であると共に、月末でもある。来る9月は、そろそろ色々と世界情勢が一気に動きそうな気配だなァ。
余りに驚いて気を取り乱さないよう、日々、地に足を付けてしっかりと生きなければ。