國分功一郎「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」(2020年)という新書を読み終えた。
ちょっと酔っ払ってしまい、更新が遅れた。
初めて読む著者、初めて読むスピノザ関連。
分かったような分からなかったような。それすらよく分からない。大体、哲学というのはそういうものだ。哲学書というのは、その内容が今の自分にとって必要なのかそうではないかで、その本への食い付きの度合いに関連してくる。関係なければ、余り言葉が入って来ない。この本の内容が分からなかったのは、今の自分に必要性がないからだと感じた。だからいわば、この本は今に自分にとってはどうでもいいのだ。分かろうが分かるまいがもう既に読む以前から、分かっていることなのだろうから。
とはいえ、図書館でスピノザ関係の本をもう一冊借りているから一応読もうと思う。分厚くてページ数がなんと630もある。定価が税込みで7000円超。なかなか手の出ない本である。
全180ページ。