アンダーワールド、EVERYTHING,EVERYTHING | 新時代思考記

新時代思考記

令和の時代も考え続けます!

アンダーワールド「EVERYTHING, EVERYTHING」(2000年)という作品。

アンダーワールドのライヴアルバム。

重苦しい音がアンダーワールドの特徴だが、このアルバムの音はライヴだから、という理由があるのかどうか知らぬが、全体的に爽やかな良い印象の持てるイメージに仕上がっている。

 

歌詞は無くてもいいのである。

 

考えてみれば、言葉の意味を持たない、リズムと音のみを聴くことで十分に楽しめるということは実に不思議なことだ。

これはクラシック音楽では、これは寧ろ普通で日常的にやっていることだが、ロックでも音だけで表現され、音だけを聴くことで、メッセージを受け取る。

本来音楽は「音を楽しむ」と書き、具体的な言葉は無理には要らないものだと再認識した。言葉が具体的であればあるほど、寧ろ、要らない邪魔ものとさえ思えてくる。

音だけに集中すると、まるで人間がより小鳥などの耳の良い動物に化するから、新鮮な行為に思えてくるのかもしれない。

全8曲。