レオン・ラッセル、白けムード | 新時代思考記

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令和の時代も考え続けます!

レオン・ラッセル「LEON RUSSELL」(1970年)というアルバムである。素っ頓狂とも言えるような歌声は、偶にだが聴きたくなる。カーペンターズもよくやっていた「A SONG FOR YOU」が特に私は好きなのだ。

レオン・ラッセルの経歴がどうだか私は全く知らないが、ミュージシャンの中でも例えば音大卒とか、そういうつまらない経歴や高学歴の、つまらない歌声は聴いていて段々と飽きるものだ。ちょっとやそっと音程なんかは外れていた方が、気持ちがいい。尚且つ、社会からも外れていた方が、断然面白い(笑)。

 

 

今日は東京の新規感染者数、遂に1万人を超えた。全国でも5万人を超えるという。

 

しかし……、今の世間のムードを考えると、何となくだが、もう白けてしまっている人も多いような気がする。もう、東京の人数や全国のなんやかんやでは全然驚かないというか。寧ろ、意図的に嘘ばかり言うマスメディアに対して、驚いているというか。

 

昨日だっただろうか、確か東京で8500人を超えた時に「重症者数が倍増しました!」とテレビが言ってたので、一体何人なのだろうかと私は観てみたら、4人→8人に増えただけであった。

確かに倍増だが、倍増っていう表現がおかしい。

だったら1人→3人に増えたら、「3倍となりました!」とでも言うのだろうか。

 

テレビが大衆へ、自由自在に恐怖を煽れるのは、信じている人が多く居る時だけである。

煽れる人が本当に居なくなった時、マスメディアは完全に終わるのだろう。

 

多くのマスメディアの魂胆を見抜いてしまった人にとっては、最早、今のテレビ番組を観ても、白けるか、声を出す程に馬鹿笑うか、そのどちらかではないか。

そんな段階へと急速に来ている気がする。

 

この約2年間という訳の分からぬ自粛ムードの間、人々は精神的に疲れてしまった。

何やら脱力感というものが、凄い。