馬渕睦夫「日本人が知らない世界の黒幕」(2021年5月)という新書を読了した。約半年前の世界情勢の内容となる。私は馬渕氏のファンであり、ネットでも馬渕氏のお話をよく観て聞いていた。なので、この本の内容を読んだことでは、別段、驚くこともなく読み終えてしまった。
素晴らしい内容であった。
一度も読んだことのない普通の人であれば、この本を読むと大層驚くものであろう。テレビや新聞のマスメディアの言っていることとは、全然違うからだ。当然、マスメディアの言っていることはフェイクであり、この本の主張は真実の(に近い)内容となる。
普段、世界の政治のあらゆることで疑問に思っていたことが一つ一つ解決されるように、正に、腑に落ちる感覚を経験する。腑に落ちる、そういう自分の生の感覚を大事にしたい。生の感覚とは、人間に生来備わっている五感とか、更には五感の上をゆく超能力的なものになる。
我々は、長い間、アチラ側の人たちの綿密な計画によって、人間本来の感覚を尽く殺されてしまっていたのだ。感覚よ、甦れ。
詳しくは知らないが、何やらトランプ関連(?)のデモ行進が、今日、日本各地で行なわれたようである。
アメリカにはトランプが居る。果たして日本には? 居るのか?
私は以前、高市早苗氏を応援していたのだが、どうやらその頃、判断を見誤っていたようである。トランプ氏などとは、ちょっとどころか、かなり「器」の大きさが違っていたようである。
先日、明石家さんまのバラエティのトーク番組を少しだけ拝見し、そう思ったのだ。
自民党総裁選での熾烈な戦いでの活躍の後、何を思ったのか、高市氏は何かふわふわと意識が舞い上がり、まるで地に足がついていないようだった。これでは、全然駄目だと思ってしまった。
結果論になるが、結局は岸田首相が勝って良かったんじゃないか。
トランプ氏のような大きな器の人物は恐らく期待出来ないものだが、せめてそれに近いくらいの人物が、日本の中から出てくると面白くなる。それは何も政治家からではなくてもいいのだが、今はとにかく政治で切羽詰まっているから、出来れば政治家の中から出て来ることが望ましい。良識ある日本国民は、切望している。
その切望の中には、岸田首相も当然含まれると思っている。
岸田内閣に関しては、結構、世論のいろいろなところで叩かれていると見れるにも関わらず、総理大臣就任以来、内閣支持率は徐々にだが上がっている、という摩訶不思議な現象が起きている。昨日の世論調査の数字にも、その傾向が現れていた。
何故なのか確定的なことは、私にはよく分からない。
多分だが、可もなく不可もなく、というような消極的な論調もあるのだろうが、私は思うに、岸田氏の人柄に悪魔的なものが見られない、というのも大きな理由ではないだろうか。
今、いつになく悪魔的人物は、酷く、世の人々から嫌われている。コロナや注射問題によって、人々の間に巻き起こっている考えの傾向ではないだろうか。
その岸田内閣に今後期待していいものか、或いは、してはいけないものか、その判断は、もう少し先送りにしておきたい。