エアロスミス、スポーツ根性 | 新時代思考記

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令和の時代も考え続けます!

エアロスミスの中期のベスト盤的性格を持ったアルバム「GEMS」(1988年)を聴いている。

このアルバム以降の「PUMP」(1989年)からが、エアロがエアロらしい時期を迎えると私は思っている。その直前までのエアロの良曲が詰まっている。どのようにしてエアロの曲が変遷して行ったかが分かるもの。そう考えれば、楽しい一枚になりそうである。

 

 

今日は暑かったが、明日も非常に暑いらしい。

これだから夏は…イイものだ。プラス思考!肯定力!大事なことである。

暑い夏というと、中学高校などの部活動のことを思い出す。私がやっていた頃は、まだ「スポ根」、つまりはスポーツ根性の精神論というものが、僅かには残っていた年代であり、部活動中は、真夏でも好きな時に水分補給が出来なかった。いつもの決められた時間に水を飲むように言われていた。その為なのだろうと自覚しているのだが、自分では社会においての様々な場面でも、忍耐力や我慢力が比較的強い方だと思う。

私のその頃、グラウンドで熱中症で倒れたり運ばれたりしたチームメイトは一切居なかった。誰一人居なかった。今は熱中症などで運ばれる人が非常に多い気がしている。数十年前の時よりも、今の真夏の野外の気温の方が、幾分高いのは承知しているのだが、それでも今の中高生の方にも実は問題があって、忍耐力や我慢力、そして体力も、全体的に低下しているのではないか?と思うことがある。鍛えられるところを、鍛えていないのではないかと思うのだ。

熱中症とは、勿論、死にも至ることがある危険な状態なので、そうならないように、水は飲んだ方がいいし休むことも大切なのだが、一方で精神論というのも大事なことだと私は思っている。「精神論は科学に反する」というような理由で、指導法の中で悉く排除されている動きだが、本当にそれでいいのだろうか。見直すことも少しは必要ではないか。そのように思ったりする。

「スポ根」での、科学的根拠以上の力を発揮することも絶対にあると思うし、科学よりも精神の力をもっと信じたいものだ。引いては、人生論にも関係してくる話だ。

 

水をたっぷりと飲んで、汗を流しトレーニングに励む。高校野球児は地方大会で今、熱戦を繰り広げている最中だが、今年はコロナだから、全国大会の甲子園が中止ということで、とても可哀想な状況である。先程述べた通り、高校生が全体的に弱くなったとは言え、まだ全然若い。日頃鍛えたであろう「スポ根」で、高校野球児、是非ともこの悔しさや悲しみを乗り切ってもらいたいものだ。

数十年前、同じく甲子園を夢見ていた者からの言葉であった。