ローリング・ストーンズ、言論封殺 | 新時代思考記

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令和の時代も考え続けます!

このブログに過去、何度も登場している名盤、今聴き始めた。

ローリング・ストーンズの「LOVE YOU LIVE」(1977年)というオフィシャルのライヴ・アルバム。

 

内容はご存知の方も多々いらっしゃると思うが…、CDであれば2枚組の構成となっている。

 

1枚目前半まではゆったりとした緩いブルースロックや、次に感情豊かなバラード、テンポの割と良いロックナンバーで繋がるようにして展開していき、2枚目になれば、最初の方こそはスローなのだが、フィナーレに向かい徐々にミックやキースが気分を盛り上げてゆき、遂に熱量の最高潮に達してくると、秀逸曲である「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」そして、最後の総締めは私が思うにロック史のみならず、音楽史上に燦然と残ることになろう、不滅の名曲「悪魔を憐れむ歌(SYMPATHY FOR THE DEVIL)」で終える。

 

…という、2枚通して聴けば、最高の気持ちに包まれるライヴ・パフォーマンスになっている。

説明が大袈裟だったかな?

 

ラヴ・ユー・ライヴの鑑賞についてのみを書きたかったので、それに付け足すことは考えていない。

書く内容を今探している。

 

そう言えばこの前、最近の世では、全体的に言論や表現の自由が脅かされているという話だった。

マスコミという仕事は元々、言論や表現の自由を求めている立場ではなかったか?

今、どちらかというと立場が逆転している気がする。

 

政治の側が自由を脅かすのではなく、寧ろマスコミの側の方が言論や表現の自由を脅かしている方になっている。

政府の権力の偏りなどのチェック機能を持つのはマスコミだったはずだ。

 

いつからこうなったのだろう。

 

芸能関係や政治関係につき、ゴシップやそれらのネタが多いのは昔から変わらぬのだが、SNSやら何やらで、ちょっと斬新なことであったり、風変わりで珍しい考え方というか、それから少し表現の足りない話のようなことをキャッチすれば、すぐにでも「問題発言」と報道し世論を煽り、結果的には自由な言論や表現を封殺している。

それはマスコミの方だ。

封殺し合っているというべきか?

でも、マスコミの方が顕著だと思う。

 

面白い(?)逆転現象かもしれない。

 

テレビも雑誌もつまりマスコミ・報道関係は、今回のコロナ禍について、本当に真剣に伝えていかないと、やがては消えゆく運命にあると思う。