涙。 | 性依存セックス依存症の旦那さんとのサレ妻備忘録

性依存セックス依存症の旦那さんとのサレ妻備忘録

旦那さんがママ友とW不倫。再構築するも、また違う相手と不倫発覚。さすがに今回は許せず離婚届に署名、捺印し、あとは提出するだけの崖っぷち夫婦。そんな中、旦那さんがメンタルクリニック受診し性依存、セックス依存症疑いと診断される。

物思いにふけっていると





旦那さんの上司から連絡が来た





そろそろ旦那さんを連れて戻ろうと
思うんだけどいいかなと





私はお礼を言いつつ




旦那さんと今後の事を話し合う決意をした







親友Sにも決意を話すと




「分かった。何かあったら
 いつでもいいから連絡してね。」



と複雑な面持ちで返事をしてくれた






それから20分くらい経った頃に





旦那さんの上司と旦那さんが帰ってきた








重い空気の中、親友Sが





「じゃあ、私達は帰るから……
 またね」




と旦那さんの上司とそそくさに




帰っていった











ダイニングテーブルに
取り残された私と旦那さん……









無言の時間が過ぎていった









私は何から話すべきかと考えながら




旦那さんに





「とりあえず、Nちゃんママには
 貴方の携帯から連絡しました」




と伝えた






すると少し驚きながら






「分かった。」とだけボソッと呟いた







「これからどうするつもり?
 私はもう無理……」






と話すと







「俺が全て悪いけど、何も上司まで
 呼ばなくたっていいだろう…」






と強い口調で言ってきた







「そこまでしないと貴方は
 嘘を貫き通すと思ったから」





と、つられて私も強い口調で返した








あぁ、この人はこんな時まで
 

自分の保身を考えているんだなぁと
  

つくづく思った








私の中で何かが壊れていった






「その前に私や子供達に対して 
 何か言うことはないの?
 どんな思いで貴方達は会ってたの?
 こうなる事は予想しなかった訳?」





次から次へと





旦那さんを責め立てる言葉が
 




口から出てきていた







それと同時に






涙が次から次へと






こぼれていった……