カンボジアの職人の世界。
工芸品の工房を訪ねてきました。
と言っても、観光客が気軽に行けるところなんですけれど。
そこが!いい、と思う。
何も特別な世界でなく、生活に密着していて、伝統を守り、自分たちの生活を支えている。
本当、お金を稼ぐ。ということは暮らしに直結しているし。
ここは、聴覚障害を持っている方も手に職を付けて働いている。
もちろん、健常者もいて、
みなさん、せっせと作業をしています。
木の彫刻、石の彫刻、彫金、陶器、絵画・・・。たくさんの工芸品。
そしてカンボジアは、隣国タイなどと同様に、シルクの生産が盛ん。
でも、内戦時代には一度途絶えてしまったそう。
その素晴らしい伝統を復活させようと尽力された日本人がいました。
テレビでも何度も取り上げられていたので、ご存知の方も多いかと。
森本喜久男さん。
森本氏が立ち上げた『IKTT(クメール伝統織物研究所)』。
カンボジア特有の、ゴールデンシルクを使った織物を復活させた有名人。
シェムリアップに工房兼ショップがあるというので、
これは行かねば!!トゥクトゥクを走らせ向かいました。
思いのほか、高床式の何とも言えぬ”ほったて小屋風”に驚き。。(すみません・・)
中に入って、その世界の素晴らしさに驚き。。。
森本氏が惚れこんだゴールデンシルク。
本当に、生糸が金色なのですよ!ほーんとにきれいな金色。
それをナチュラルダイで染色~織る。
お値段も張りますが、その意味も納得できる、素晴らしい布でした。
街中の市場やショップにある布との違いは、そりゃあもう、別格。
一階の工房では・・・
これ、私を大歓迎しているのではなく~。スマホに興味津々。^^;
お母さんたちは、子連れで出勤。大変だぁ。
伝統を守りながら、自分たちの生活も守る。
お金を稼げる産業にする。
森本氏の功績は言うまでもないですね。
そして、訪れた時は知りませんでした。
森本さんの訃報。
がん闘病中とは聞いていましたが。。
手術も抗がん剤も受けずに、全てを受け入れて"生きる"。
信念を貫かれたそうです。強い人です。
ご冥福をお祈りします。
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本日も有難うございました!
MIDORI
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