こんにちは!

口頭馬術愛好家のフェリシアです♪

 

今日の投稿は

自分用メモも兼ねて超長文です。

 

馬場馬術に興味ない方には

ここで回れ右をお勧めします。てへぺろ

 

 

 

最近、また馬に乗り始めました!

 

語学って

海外から帰国して2〜3年のうちは

ちょっと忘れたと思っても

2、3日使えばまたすぐ

言葉が出るようになる。

 

けれど

 

5年経つと

突然がくんと出てこなくなるもの

 

 

ですが

 

馬もそんな感じ。

それは以前のブランク時に感じてて。

 

以前は5年のブランク

今回は6年のブランク。

そして

前回のブランクより年齢も重ねている。

 

 

そんな現状を

騎乗再開するまで舐めてました。。。

 

 

いや〜、今回は酷かった。

 

正反撞が座れなくなってるのは

折込済。

でもそんなレベルには留まらなかった。

 

 

 

人間がちゃんと乗らないと

馬は破行する

 

 

 

って聞いたことはあったけど

一体どーゆーことなのか

以前は理解できなかった。

 

上体がやたらと片側に傾いてたり

骨盤がどちらかに落ちてたり

片方の拳で手綱に捕まってたり

 

ってこと???

 

 

 

 

 

って

今回騎乗再開したら

お馬さんが破行して

こーゆーことかっ!?

って初めて思いました。ガーン

 

わたしが審判だったら

5点しかつけないや〜つ!

とセルフツッコミ。

 

 

 

お馬さんたちを

とても可愛がっている先生が

よく乗らせ続けてくれたな〜と

いまでも思います。

 

直前最後に

半年前くらいに乗ったときは

ここまで酷くはなかったんだけどな。

 

 

 

馬に乗ることが怖いと

言い出す人の気持ちも

初めて理解できたし

 

正反撞どころか常歩も

乗り方を忘れてた。

 

 

 

 

自分の騎乗を ひっでぇ〜  とは

自覚しているんだけど、ここで

 

 

 

選択肢は2つのみ

 

 

 

・お馬さんに申し訳ないから

 さっさと馬に乗ることを諦めるか

 

・さっさといまの状態を脱するか

 

 

 

で、乗るのを止められるとは

とてもとても思われないので

 

 

可及的速やかに

いまの状態を脱する

 

 

しか選択肢が残ってない。

 

悩んだり、悲しんだり、悔しんだりすれば

乗れるようになるんだったら

いくらでも悩むんですが

 

まともに乗れるようになるために

役立つわけじゃないなら

感情にかまけているのは

時間の無駄。

 

 

 

 

乗りに行くまえからやばいのは

なんとなくわかってたんです。

いままでなら1週間体操すれば

戻ってきた身体感覚に

 

同じ体操を

2週間やっても1ヶ月やっても

戻らないから。

 

 

とりあえず騎乗再開前にやったのは

 

 

 

筋膜を緩めること

 

 

 

以前の5年のブランク時には

まだ筋膜という言葉は

一般には知られていなかったのですが

 

大人になってから始めた人の多くは

若くして始めた人の

座りのしなやかさに及ばないのは

たぶん

 

・筋膜がしなやかさを失ってるから

・脳神経の新回路が開きづらくなってるから

 

と思っていて。

 

毎日一生懸命筋膜を緩める体操をしました。

 

 

特にスマホを使うようになってから

姿勢悪化した人は

わたしだけじゃないはず!

 

以前は友人宅で Wii Fit に初めて乗っても

左右の重心 50 : 50 でしたが

 

騎乗再開するまえは

そうなってない自信がありました。

なんとか解消しないと

お馬さんにとってはいい迷惑。

 

 

 

乗りに行くクラブの選択も大事。

 

人の基礎の基礎が出来てないときに

基礎調教がしっかりしていない馬とか

左右差が大きい馬とか

癖馬とか

 

乗っても上達には役立たないし

 

指導も

馬の動きについての指示をメインにされても

人のバランスや基礎がさらにぶれるだけ

 

逆に

姿勢をあまりに細々直されても

固まって、ますます乗れなくなるだけ

 

ってことで

 

しっかりした基礎調教が入っている馬を

出してくれて

こーゆーふうに乗れるようになりたいな〜と

思える先生がいるクラブに。

 

 

合間に月1くらい、乗馬マシーンにも。

 

実馬騎乗だと

馬の背が持ち上がってくるまで

正反撞する気にはあまりなれないし

 

人間が乗れなくなってるとなかなか

馬の背って持ち上がってこない。汗

 

最初と最後の常歩をたっぷりしたいと

思うと、正反撞の練習をできる時間って

とても僅かです。

正反撞してて背が沈んだと感じたら

軽速歩に戻すし、ね。

 

マシーンは1鞍の最初から最後まで

やりたい練習し放題 音譜

 

 

1月半ばから再開して、2ヶ月。

3月半ばの時点でよ〜〜〜やっと

お馬さんのビートが気にならないように。

 

 

上体のバランス感覚も戻ってきて。

正反撞でも

脚が以前落ちていた場所に戻ってきて。

 

 

<<自分メモ>>

 

当初、鎧踏めないからと

短めで乗っていたのですが

恐る恐る以前の長さに戻してみたら

そのほうが上体のバランスも脚位置も

安定しました。

 

6年間、年に数回乗ることがあっても

以前のクールダウン外乗用

or ウォームアップに(馬場鞍なのに)

低障害跳べと言われたとき用の長さで

乗り続けていたので

 

久々に

以前の軽速歩用の長さで

乗れるようになった日は

とても嬉しかったです。

短いと感じたら

積極的に伸ばしてみるべし!

(まだ以前の本運動用の長さまでは伸ばせてない)

 

小股ちゃんとは違う

本当の収縮駈歩を出すのに

乗り始めから 40分かかっても

それでも久々に

お馬さんの身体に良い運動ができた

(と思えた)日も

しみじみと嬉しかった。

 

 

乗り手の姿勢については

要点ポイント1つか2つの

キーワードをくれる先生が

 

馬からくるフィードバックが

 

 

いまのは会心の感覚!

 

 

と思うたびに

とても褒めてくれるのも

やっぱりこの先生に教わってよかった、と。

 

 

 

脚位置が

以前の場所に落ちるようになった

とはいえ

まだ鎧を踏みたい方向には踏めてません。

 

原因はたぶん

腸腰筋や内転筋を充分に使えてないこと。

 

この点は近々良いピラティスの先生を

ご紹介くださるという方がいたので

今後の展開を楽しみに♪

 

 

まだ以前ほどは推進できないので

 

例えば

キャンターピルエットをやろうとしたら

大先生の下乗りなしだと

回転はしてもらえるのだけど

肝心のアプローチで

後ろから前に繋がり続けずに

途中ですっこ抜けちゃう。

ので

回転中も一歩一歩指示したところに

蹄を着いてはもらえない。

 

こういうときは

キャンターピルエット自体の

練習をするのではなく

難易度を1つ落として

ワーキングキャンターピルエットで

わたしの指示通りに

動いてもらう練習に切り替え。

 

 

ウォークピルエットをやろうとしたら

外方後肢をステップアウトされてしまったので

また難易度落として

ターン・オン・ザ・ホンチズをやろうとしたら

お馬さんが忖度して

正しいウォークピルエットをやってくれました。

爆  笑

 

 

 

でもそれって

 

 

ウォークピルエットができた

 

 

わけではまったくなく

指示したいことをお馬さんに

伝えられていないだけなので

 

ターン・オン・ザ・ホンチズより

さらに難易度を落として

巻乗りの腰内に。

 

2月の半ばには

そこまで難易度を落としてもまだ

お馬さんの四肢を

一歩一歩コントロールすることに

苦戦していましたが

 

3月半ばにはなんとか

思ったところと近いところに

肢をついてもらえるように。

 

コントロールするのはまずは

後肢、次に前肢。

 

 

 

馬場馬術は

できない運動をひたすら時間をかけて

練習するとお馬さんが

飽きて嫌気が差してしまったり

最悪は

身体を痛めてしまうこともあります。

 

 

 

ドイツでは誰に教わっても

うまく行かないと思ったら

しつこくその練習をするのではなく

難易度を1つ落としてみる。

 

キャンターピルエットが上手く出来なければ

質の低いキャンターピルエットを

何度も繰り返すのではなく

 

質の高いワーキングキャンターピルエットが

できるよう練習する。

 

ワーキングキャンターピルエットの質も

低いなら

 

駈歩腰内の練習をする。

 

腰内もダメなら肩内。

 

肩内もイケてないなら巻乗り。

巻乗りもダメなら輪乗り。

 

質の低い運動を繰り返さない。

 

 

 

ターン・オン・ザ・ホンチズも同様です。

3課目の経路には

ハーフパスも腰内も入っていないけれど

腰内が出来ない人馬は

ターン・オン・ザ・ホンチズは

出来ないのは自然なこと。

 

水勒でハミ受けができない人馬は

腰内はできないので

ターン・オン・ザ・ホンチズで

苦戦するのも自然なこと。

 

 

もちろん逆に

 

キャンターピルエットが得意な馬に乗って

外方のコンタクトってこういう感覚か!?

 

じゃあ、ハーフパスのときも

正しくできていたら外方に

こーゆー感覚が来るはずなんだ1?

 

という習得の仕方もあります。

 

 

でも

どんどん難易度を下げていくと

基礎のどの部分が出来ていないのが

根本の原因なのか

が、わかる。

 

 

で、難易度を下げに下げ

やっぱり

 

2課目B程度の運動内容で

水勒でハミ受けられなかったら

 

輪乗りの軽速歩、前下方伸展で

踏み込みをハミに捉え続けられないなら

 

本当の収縮はないなと思いました。

 

 

収縮扶助かけても通らない。

 

 

水勒でハミ受けられない人も

競技で収縮が要求される演技をできるのは

 

 

日頃お馬さんのトレーニングをしてくれる

先生たちと

忖度してくれる気のいいお馬さんのおかげです。

 

 

大先生の下乗り後の

キャンターピルエットが楽勝だったのも

先生がお馬さんに動きを

思い出させてくれたというのもあるけど

 

それ以上に

アプローチの収縮駈歩で

踏込みが安定していたから。

 

そこで拳のなかから

踏込みがすっこ抜けることがなかったから

です。

 

 

 

そしてそして

以前の記事に自分で書いたことが

今回の騎乗再開にとても

役立ちました!(笑)

 

 

 

歩度詰めるときも、移行するときも

扶助を 脚 から始める

 

脚 -> 座り -> 拳
脚 -> 座り -> 拳


の連続だということ

 

 

 

 

 

自分で書いておいて

 

拳から行きやがりましたよ

まったくも〜節分メラメラ

 

定期的に乗ってるときって

エンストしそうになったら

無意識のうちに脚や座りの扶助を

使ってるので

2度目のブランクのくせに

すっかり忘れておりました。

 

 

 

大反省汗

 

 

 

なので今後のために

再度自分用メモ。

 

 

一時期はもう2度と

馬には乗れなくなるのかな?

とも思いましたが

 

 

1回目のブランク時

戻すのに1年かかったとところまで

なんと2ヶ月で戻すことができました。

 

鎧を踏みたいように踏めて

シートが安定するまでは

2年はかかってた。

 

 

ひとえに

 

ひっどい乗りを繰り広げていても

(たぶんお馬さんの状態を見て

こころで泣いてたと思うけど)

わたしがやりたいように納得いくように

乗らせてくれた先生と

 

先生にも会員さんにもあまりにも

可愛がられているために

ひっどい乗り手が迎えに行っても

乾草お食事中でも

すぐに顔上げて出てこようとしてくれた

お馬さんたちのおかげ。

 

まだそんなには嫌われていないのか

って、毎回毎回慰められました。

 

 

ブログでは固有名詞は出してないですが

クラブ名は

インスタ見ていただければわかるかと。

 

 

 

 

先生とつきあってくれたお馬さんたちに

お願い 多謝!お願い