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馬場馬術に夢中です♪

こんにちは!

口頭馬術愛好家のフェリシアです。

 

東京は暑さがぶり返しましたが

朝夕はだいぶ過ごしやすくなりました。

 

 

 

 

馬の死って、人間よりキますね〜。

昨夜知ってから

気分がどん底から這い上がってきません。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

重度の蹄葉炎で安楽死だそう。

 

 

リオのドイツ代表のうち

ドロテ・シュナイダー選手と

クリスティーナ・シュプレッヘ選手

(と、惜しくも選に漏れてしまったジェシカ選手も)

のことは

まだ日本であまり知られていなかったころに

YouTube で見つけて応援していたので

オリンピック代表に選ばれたとき

とてもとても嬉しかったんです。

 

 

↑ の動画の

エミリー・ショルテン選手とアパッチ号は

セント・ジョージに出ていた頃に見つけて。

 

ちょうど

歩毎の踏歩変換以外は全てできる

という馬に乗っていたときだったので

イメージトレーニングに

毎日のように観ていました。

 

その動画は削除されてしまったので

ご紹介できなくて残念なのですが。

 

 

2年くらいですぐに

グランプリまでクラスを上げて

その後、オランダのAチーム

(強化指定選手のうち最上位クラスの意)

入り。

 

Aチーム入りのニュースを知ったときは

本当に嬉しかったな〜。えーん

 

 

去年はアーヘンでもトライオンでも

オランダ代表に選ばれて

来年はきっと

2020 東京に来てくれると

わくわくしていました。

 

 

 

セント・ジョージのころから

背や項が硬くて

ハミを突き出しているのとは

明らかに違う

 

柔らかさがあって、でも巻込まず

鼻面が垂直線よりわずかに前に出ていて。

 

動画をご紹介できないのが

本当に残念ですが

セント・ジョージのころより

このグランプリの方が明らかに

馬の収縮度が上がっていて。

(このグランプリの動画は収縮度高すぎて

ブランプリクラス以外では

イメージトレーニングには使いようがないくらい)

 

 

 

背の柔軟性だけでなく、速歩での

馬のサスペンションも素晴らしく

いろいろな点で

基本に忠実なトレーニングに

とても好感を抱いていました。

 

エミリー選手のことは

L課目のイメージトレーニング でも

他の馬との演技をご紹介しています。

 

 

 

 

 

訃報の記事にも

 

 

いろいろと難点のあった馬を

エミリー・ショルテン選手は悲観せず

諦めずにトレーニングを続け

 

エミリー選手が

アパッチ号という馬場馬を作り上げ

アパッチ号が

エミリーという馬術選手を作った。

 

 

 

と。

 

 

 

産駒の

 

Grand Galaxy Win 号

 

 

 

Jovian 号

 

 

 

Ferrari STH 号 も

 

とっても素敵 ラブ だったので

種牡馬としても

長く活躍することを願っていました。

 

 

 

 

乗馬クラブでわずか

2、3ヶ月研修生をしただけでも

そのときの担当馬たちには

どうしたらこの馬たちが

持って生まれた可能性を引き出せるだろう?

さらに幸せに

トレーニングを楽しんでもらえるだろう?

まだ他に何をしてあげられるだろう?

 

って

毎瞬毎瞬考えたので

 

何年にも渡ってトレーニングしてきた

エミリー選手の気持ちを思うと

やり切れないです。。。