ふ〜〜 長かった。
お久しぶりです。
馬を始めたころは駈歩ができるようになったらモンゴルに行く!
と言っていたのに、いつのまにか馬場馬術に方向転換していた
フェリシアです。
ブロ友(って言うんですね!)の moko さんと kiri さんが
リレーのようにモンゴル紀行を up していて
毎晩更新が楽しみでした♪
馬乳酒の代わりにウォッカだったり
朝食が黒パンとチーズとサラミorハムだったり
現代遊牧民の生活はだいぶロシアの影響を受けてるんだな〜と
一時期ロシアに住んでいたわたしはとても懐かしくなりました。
特に食事の写真に出てきたアプリコット!!
欧州の夏を象徴する果物ですが
ロシアの市場に出ていた干しアンズは ほぼ 100%
モンゴル産だったんです。
モンゴルの人相手によく値段交渉しました。
*2、3言話すと、まけてくれそうな人かどうかだいたいわかります。笑
おふたりの写真に出ていたのは
ドライではなくフレッシュでしたが
これを食べてたんだな〜って。
パリやドイツでアプリコットを食べても
なんとも思わなかったのに、不思議。
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さて、本題に戻して座りのおはなし。
以前から拙ブログを読んでくださっている方たちには
既知かもしれませんが
わたしが馬に乗っていてほぼ常に発症しているのが
鎧踏めない病
と
左膝下ぷらぷら病
そしてしばらく乗らずにいると発症するのが
座骨ない病
このうち左膝下ぷらぷら病に
先日よ〜〜〜〜〜〜〜やっと治る兆しが見えてきました!!
はぁ〜〜〜〜長かった。
鎧踏めない病に関しては
80鞍くらいのころ、初来日のスザンヌさんに
「駈歩の輪乗りで内方の鎧が踏めない」
と
ご相談したら
「鎧なくても乗るのには影響ないから気にしなくてよし!」
とのお答えをいただきまして。
馬に乗るうえで、バランスのベースは
馬と接している座骨の部分で。
骨盤が馬の動きに随伴できていない人に
胸をはれ とか
拳の静定が とか
踵を下げろ とか
言っても
そこを直すために別のところが力んで
さらに馬の動きから分離するだけになってしまうので
まずは座りとバランスを。枝葉(=身体の末端)はそのあと。
動いている馬上でのバランスは
地上と違って、人間も動くことで達成できるのです。
というのが
スザンヌさんのそもそもの理論なので
まだ初心者だったわたしの鎧踏めない病が
一笑に付されたのは当然と言えば当然。
子どものころから乗っていたりして
すでにある程度座れている人なら
鐙にしっかり体重を載せることや胸を張ることで
座りがより深くなるというのもありますが
その時点でのわたしは完全に初心者でしたからね。
それから延々、全てをおいてまず
柔らかく座ること(=骨盤の随伴)の習得に専念して
一時はスザンヌさんから
much much much better now
と言ってもらえる状態。
外国人トレーナーにも
柔らかく座れている
と言ってもらえる状態になり
その後しばらくのブランク後にも
まず座りを戻すことに集中して、やっとやっと
左膝下ぷらぷら病に取り組むことになったわけです。
膝下ぷらぷら病は本当に座れている人には発症しないので
これも座りの追求の一部ではあります。
一時期、乗らせていただいてた半自馬のオーナーさんだけでなく
平日馬に乗れるなら、うちの馬に乗らない?
とか
クラブに遊びに来たら愛馬にも会ってください。
よかったら跨ってもみて?
とか
お声かけいただくことがときどきあって。
そんなお話をいただくのはとてもとても嬉しいのですが
とりあえずまずこの左膝下ぷらぷら病をなんとかしないと
乗らせていただくのもちょっと申し訳ないでしょう
と
いつも思ってきたので
まだ治ったわけではなく光が見えてきただけとはいえ
努力する方向性がわかっただけでもとっても Happy
と言ってもまだ完治したわけではないので
今年いっぱいはとりあえず、ブレアくんに乗れるときは
ブレアくんのトレーニングと競技のための練習メインで
ほかの馬に乗るときは 100% 座りの練習に専念して
公認試合に出ても恥ずかしくないようにしていこうと思います。
座りの追求 <第一章> は
わたし自身
またしばらくブランクがあったときにいままでより早く
ある程度の座りを取り戻せるように
と
馬に優しい座りを追求する方たちに少しでも参考になるように
膝下ぷらぷら病以前の
「そんなんじゃ鞍に穴掘っちゃいますよ!」状態
からの脱却のところから始めようと思います。
長ぁ〜いシリーズになりそうですが
乞うご期待