What's New in the 2015 Dressage Tests | Dressage Love

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馬場馬術に夢中です♪

ネット周回中に見つけました。

これから読む、自分用メモ。


USDF (アメリカ馬術境界) 2015版 馬場馬術経路の変更点について

"What's New in the 2015 Dressage Tests"
http://www.equisearch.com/article/whats-2015-dressage-tests-27817



とりあえず図の解説だけ読むと、

1.日本のL1にも入っている 20 x 60m 長蹄跡3湾曲駈歩。中央線上でシンプルチェンジ。
アメリカでは同じ動きが第2レベル(日本のL、旧3課目相当)テスト1に入っている。そして、第2レベルテスト3では同じ図形を駈歩の手前は変えずに反対駈歩を維持して行う。


2.左手前駈歩でFからXまでハーフパス、XーI中央線上を直進、I-S 直径10m の半輪乗り、S-F斜めに手前を変え、斜線上で踏歩変換

3.第4レベル(日本のS、旧5課目相当)テスト3で、蹄跡から中央線に向け右手前 10m の半輪乗り、中央線から反対側の蹄跡に向けて、左手前 10m の半輪乗り、蹄跡上で踏歩変換。蹄跡から中央線に向け左手前 10m の半輪乗り、中央線から反対側の蹄跡に向けて、右手前 10m の半輪乗り



これ、全部ちゃんと順番に積み上げてトレーニングしていったら馬の左右方向のサプルネスは相当なレベルになりそう。(うっとり)

乗り手もちゃんと乗れないと、いい馬に乗っていれば誰でもできるという経路じゃない。あせる



1は、同一レベルのなかで要求される動きの難易度が上がっていって、順番に練習すると馬も人も成長できるのがわかりやすい。

2はU先生によく、経路練習以外のときは速歩駈歩とも「ハーフパスをずっと続けるのではなく、ハーフパス、肩内、ハーフパス、肩内、と合間に直行進を入れるように」と言われているので納得。
ハーフパスで横になだれ込まないよう馬のバランスを改善するにも、人の扶助に敏感にさせるにも役立つ。

3、図形見た瞬間、てっきり速歩かと思いきや、踏歩変換が入っているということは駈歩なんですよね。これ、きっついなぁ。ドイツでもセントよりずっと難しい国内版Sクラスの経路がありますが、これができたら馬の左右の柔軟性はセントやインターの経路も楽々かも。というかグランプリのあの急角度のハーフパスをこなすには、この経路が楽々出来るような柔軟性が必要なのかな?


写真のキャプションで従来第2レベルテスト3に入っていた腰外は、第3レベルテスト2に移されたとのこと。

以前の第2レベルには、長蹄跡前半肩内、後半腰外という運動があって、前肢と後肢のトラックは変わらずに、内方姿勢を入れ替えるのが1つの大きな見せ場だったので、それがなくなったのはすこし残念。

だけど、多くの選手は高得点を狙って肩内でかなり深い姿勢をとって、そのまま腰外に移行していて、第2レベルの腰外としては姿勢が過剰ではないか?と疑問視する声もある、というのは小耳に挟んでたので、馬体の健康な発達にとってはいいことなのかな。



1と2の運動は月末の試合終わったらやってみたいなぁ~。
3は少し先の目標だな~。