こんにちは♪
札幌のかおる文庫です。
あなたにあわせて本を選ぶ、
ブックコーディネート（選書）を行っています。
1月も終わりますね。
今月は札幌も含め、各地で驚きの大雪です。
どうぞ気をつけてお過ごしください。
こんな寒い季節には、
お家でぬくぬく読書するのが至福です。
先日「2022年本屋大賞」の
ノミネート10作品が出揃いました。
毎年楽しみにしていますが、
なかなか全部読みきれないです。
今年は多めに読んでみたいと思います。
本屋大賞とは、
全国の書店員がいちばん売りたい本を
投票して選ぶという賞です。
本屋大賞やノミネート作品については、
下のリンクをご覧ください。
4/6に大賞が発表されるまでに、
ノミネート本を読んだら紹介していきます。
まずは一冊目。
星を掬う
母娘関係ですれ違い、その傷を抱えたままの女性達。
ふとしたきっかけで共同生活を送る中、お互いを知りながら変化していきます。
家族への期待や過去の傷が心を縛りつけているのに気づき、そこから解放されて成長する主人公たち。
病と戦いながら人間臭く真摯に生きる母親とのやり取りを応援したくなります。
DVなどの苦しい描写もありますが、乗り越えた先への希望を感じる物語。
読後にハッとさせられる、祈りの気持ちをこめたタイトルも素敵です。
★ご紹介した本★
タイトル:星を掬う
著者:町田そのこ
出版社:中央公論新社
価格:1760円(税込)
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たくさんありますように。
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