しっかりとした厚紙に印刷された終了証を、息子が届けてくれました。 | 東京・池上、オーダーウェディングドレス、1000通りのドレス制作ドレスさらHisako

東京・池上、オーダーウェディングドレス、1000通りのドレス制作ドレスさらHisako

ジュン・アシダで実践で学び腕を磨いた、ドレス創り50年のウェディングドレスデザイナー粕谷尚子です。花嫁さんの夢を叶えるドレス創りが私の生き甲斐です。

オーダーウェディングドレス ドレスさら
〒146-0082 東京都大田区池上 03-3755ー6822

image

 

 

 
 

 

こんにちは。

 

 

 

 

ウェディングドレスデザイナーHisakoです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終了証を作ってくれるということで、息子にお願いしていましたが、今日のお昼頃、アトリエまで届けてくれました。

 

 

 

 

image

 

 

 

 

「自分でサインするんだよ。」と言われて、一応サインもしました。

 

 

 

 

そして印鑑も押したらそれらしくなり、ウキウキしています。

 

 

 

 

リボンの形をしたマークがありますが、その中には、「沙羅」と言う文字が書いてあります。

 

 

 

 

その文字には、実は忘れられない思い出があるのです。

 

 

 

 

息子がまだ中学生の頃だったと思いますが、私が洋裁教室も軌道に乗り始め、オーダーのお客様も次々といらしてくださるようになり、本格的に仕事に向き合おうと思い始めた頃です。

 

 

 

 

屋号を決めたのですが、それは「アトリエ沙羅」でした。

 

 

 

 

今はひらがなの「さら」になりましたが、当時は、沙羅双樹の「沙羅」にしようと思ったのです。

 

 

 

 

「諸行無常の響きあり」と言う言葉に惹かれていたのです。

 

 

 

 

「奢れるもの久しからず」と言う言葉に、どんなに周囲からちやほやされても、舞い上がってはいけないという、戒めを学んでいました。

 

 

 

 

その気持ちをいつまでも持ち続けて行こうという想いで、「沙羅」と言う文字を使うことにしました。

 

 

 

 

その想いまでは、息子には伝えませんでしたが、「僕が考えるよ。」と言って書いてくれた漢字を織りネームにしてもらい、長く使っていました。

 

 

 

 

その時に、息子がデザインを考えてくれた、難しい漢字の沙羅を、この終了証にも描いてくれました。

 

 

 

 

息子は今でもそのことを覚えてくれていて、この終了証に、その文字を入れてくれたのです。

 

 

 

 

そんな懐かしい思い出のある漢字なのです。

 

 

 

 

「お母さん、覚えている?」と聞かれましたが、忘れる筈はありません。

 

 

 

 

「勿論よ。」と答えましたが、若い日の、これから始まるビジネス人生に、緊張感と怖れを同時に感じながら歩み出した頃の懐かしい思い出です。

 

 

 

 

あれからもう50年程が経過しているのです。

 

 

 

 

人生は本当に短いようで長く、長い様で短いものですね。

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。

 

 

 

 

素敵な一日をお過ごしください。

 

 

 

 

ウェディングドレスデザイナー

 

          Hisako

 

 

 

 

お問い合わせ

 

 

 

お電話、メールでのご相談も承っております。

    
          03-6339-1196

 

     hisako.kasuya@nifty.com

 

 

 

146-0082

 

大田区池上7-19-7-303

 

メニュー記事はこちらです。

 

メルマガのご登録は、こちらからお願いいたします  

 

ドレスさらのホームページはこちらです。