こんにちは。
ウェディングドレスデザイナーの粕谷尚子です。
今日は何故、私がマタニティ
ウェディングドレスの制作を
するようになったのかをお伝えしますね。
もう2年半ぐらい前になりますが、
セミナーでお話しをさせていただく機会があり、
そこでご紹介して頂いた方が、
(株)ジェイディーの花谷珠里社長でした。
花谷さんは、早くからマタニティのお嫁さんの
ご苦労を知り、マタニティウェディングドレスの
必要性を感じていらっしゃいました。
そして、たくさんのデザイナーの方に
マタニティのウェディングドレスの
デザインと制作をお願いして回られたそうです。
けれどもどなたも引き受けてくださらなくて
とても困っていらっしゃいました。
1軒、引き受けて下さっているところがあり、
制作をお願いしていらっしゃいますが、
そこのアトリエは、オートクチュールのアトリエで、
量産のための工場に出す型紙ができないそうです。
デザインができて、
量産のための工場用の型紙も作れて、
縫製もでき、
サイズ別の型紙も作れるアトリエを
長い間、探していらしたんです。
そこで、粕谷にご依頼いただくことになったんです。
最近結婚される花嫁さんの70%の方が
マタニティの花嫁さんです。
結婚式を挙げられるお嫁さんの40%が
本当はマタニティのウェディングドレスが必要なんです。
けれども、式場や衣裳店には、マタニティの
ウェディングドレスがまだ殆ど用意されていません。
フリーサイズとか、マタニティ対応という
後の編み上げの紐を緩めて無理に着せてしまい、
間に合わせていると言う状況です。
間に合わせの、似合わないドレスで
大切な結婚式の日を
迎えなくてはならないお嫁さんは
お気の毒ですよね。
泣いているお嫁さんがたくさんいらっしゃるそうです。
私の力でお役に立てるのなら、
待っていて下さるお嫁さんのために、
ぜひお役に立ちたいと心から思いました。
それ以来、研究を重ね試行錯誤を繰り返しながら
マタニティウェディングドレスの制作に力を入れています。
自分が培ってきた力が、困っている
マタニティのお嫁さんのお役に立てるなら
こんなに嬉しいことはありません。
段々と、式場や衣裳店の考えが変わることを祈っています。
長くなってしまいましたね。
最後までお読みくださって
どうもありがとうございました。
それではまた。
素敵な一日をお過ごしください。
ウェディングドレスデザイナー
粕谷尚子
お問い合わせ
お電話、メールでのご相談も承っております。
03-3755-6822
hisako.kasuya@nifty.com
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