こんにちは♪
多読と英検ナビゲーターのドレミです。
今日は、私が英語学習者にぜひ
おすすめしたい一冊、
太宰治『走れメロス』の英語版
Run, Melos, Run を紹介します。
こちらの本、ラダー文庫として
発売されているのを見かけた方も
多いと思います。
ラダー文庫にも様々な作品があり、
一見すると他の作品と同じように
見えますが、
実は 中学英語をマスターするための
理想的な教材 なのです。
その理由を説明しますね。
1. 時制の宝庫 ― 物語の「時間の流れ」で文法が生きる
物語りは「事件の発生 → 登場人物の感情 → クライマックス → 解決」という流れがあります。その中で、
•過去形:物語の基本の時制
•進行形:走っている、待っている
•未来表現:友を助けるために必ず戻る
•完了形:間に合った!やり遂げた!
といった 主要な時制表現が自然に
登場 します。単なる文法解説ではなく、ストーリーに沿って「使える文法」
として自然に定着するのが魅力です。
2. 感情の言葉が豊富 ― 語彙と表現が 生き生き
走れメロスは「友情」「信頼」
「後悔」「決意」といった感情が
濃く描かれています。
そのため、学習者は次のような
表現を自然に学べます。
• angry, afraid, trust, forgive,
regret, promise
• 動作+感情の組み合わせ
(He shouted in anger. /
She cried with relief.)
単なる「テスト用語彙」ではなく、
気持ちを表現する英語 を学べるのです。
3. 多読にも精読にも使える ― 段階的な学習が可能
この作品は 中学英語レベル(英検3級〜
準2級) に書き直されており、語数や
長さも適度。(使用語彙1,000語)
学習の仕方としては
•ざっと読む(多読):ストーリーを楽しみながら全体を理解
•意味理解:文ごとに内容を理解して
確認
•単語学習:頻出語彙をワードリストで
整理
•リスニング:朗読音源を使って耳から
吸収
•音読・シャドーイング:リズムと発音
を体得
このように、一冊でリーディング・
リスニング・単語・音読すべてを
カバー できます。
4. 日本人にとって馴染み深い題材 ― 理解が深まる
すでに日本語で読んだことがある人も
多いため、内容理解のハードルが
低いのも大きな利点です。
「次にどうなるか分かっている」から
こそ、英語の細部に集中できるのです。
講師としての結論
教材選びで重要なのは「文法・語彙の
網羅性」と「学習の継続性」。
『走れメロス』はこの2つを高い
レベルで兼ね備えています。
• 中学英語を総復習したい大人学習者
• 英検3級〜準2級を目指す中高生
• 音読・リスニングで英語力を底上げしたい社会人
すべての方におすすめできる、
まさに 英語学習の「決定版リーダー」
と言えます。
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