5月25日に、今シーズン初めてのサーフィンへ行った。今回は我々のおっさんサーフィン倶楽部に1名の新人が加入した(仮にIとしておこう)。Iは一度もサーフのをやった事が無くて、今回初体験。

サーフィンなんて出来るでしょという事で参加したが、その結果は読み進めて頂ければ理解出来ると思う。

 

5月の曇天の中で早目に着いた僕とIは、早速プラプラと海を見に行っったが、なんとほぼ波がない。サーフィンやるような感じではなかった。湖?という感じ。波がある程度無ければ当然サーフィンというスポーツは成り立たないし、逆に結構難しい。

思ったより波が無い

 

とはいえショップに戻ると店はもう既に開いていて、早速ウエットスーツスーツに着替える。ウエットスーツと言えば、Iは、ずーっと会話の中でスェットスーツと自信満々で言っていて、「あのースェットスーツじゃなくてウエットスーツなんだけど。。」と注意したが最初は認めず、自分もだんだん心配になってきてしまい、もしやスエットスーツが正しいのではないか?と考えるまでに至ってしまったため、最終的にネットで検索して納得させる始末。いい歳の大人にウエットスーツだという事を教えることからサーフィンは始まっているのだと感じた。本件が、店の人にバレなくて良かった。

 

で、ウエットスーツは僕ももう何十年も着ていなくて(最後に着たのは20代かなぁ)、聞かれたのが身長だけだったので、太めとか細めとか無いのか心配したが、更衣室で悪戦苦闘の末着ることが出来た。一緒に行った2人もやはり悪戦苦闘したようで更衣室から出てきてもう既に体力の1部を使い切っているようだった。

3人で並ぶとなんか素潜りの漁師のようで、ちょっと笑えた。

最初は、浜辺に行ってイメトレから開始した。パドリングから4ステップでボードに立つ動作を数回練習するのだが、Iは、お腹が邪魔してか、ステップ2でボードの上に上手に立てない。よろよろしてしまう状態。コーチの女性も、その状況を見て特別な立ち方を教授するも、なかなか上手くいかない。そんなこんなで、まぁ海に入ってみましょうということになって海へ。

 

ウエットスーツは思いのほか調子良くて全然水が冷たくは無い。背中のチャックから水が少し入った時はひんやりしたが本当に快適。

最初のテイクオフで自分はうまく乗ることができた。自転車と同じで一度乗る感覚が得られればあとはあまり考えなくても乗れるんだ・・・なんて思った。去年の11月からほとんど半年ぶり。

コーチの先生も同じで覚えていてくれたのも嬉しい(来なくなった理由が、同僚の肋骨骨折と言うのも説明して、心配してもらえた・・・)。

 

さて、Iはどうだろうか?なかなか乗れずに苦労している。1、2のステップでやはり立ててない。手をボードにつく位置なども自分の経験から教えたりしたが、やはり立てず。だんだん体力も奪われて行く。

 

休憩時間になるまでやはり立てず。僕は昔とった杵柄と言うことで結構な確率でのれるようになっていた。ただ、ほんとうに波が少なく小さいのでなかなか波を見るのが難しかった。

 

休憩後もひたすら頑張るIだが、なかなかうまくいかず。結果的には一回も乗れなかった。厳しい現実だ。

ただし、彼の言い訳は、陸で乗れないものを海で乗れるはずがない・・・で、全くごもっとも。やはりお腹を引っ込めないとサーフィンは出来ないと言う結論になった。

サーフボードが無いと、完全に漁師な三人

 

サーフィンの時間が終わり、ショップに戻って、シャワーを浴びつつウエットスーツを脱いだが、これまたまぁすごい脱ぎづらくて汗が出た・・・着るのも脱ぐのも本当に一仕事だった。。。

 

その帰りにいつもの通り大船で反省会をやったけど、今回のお店は海福本店(結構有名で予約しないと入れない)。

 

 

反省会での話題は、結局サーフィンをいかに乗るかではなく、いかに痩せるかの話になった。ただ、その反省会のおつまみが、揚げ物祭りで、机の上に茶色いつまみが大量に並んだ事は、そこに参加した3人共に気づいていなかった。あんなに揚げ物食べてて、痩せるのにどうするか話し合うって言うのは今考えてもなかな馬鹿げている感じである。

 

僕らのサーフィン頑張ろう(その3)は、そんな風に終わったのだった。Iは、下戸で酒が飲めないが、自分は相変わらず飲んで、結構いい感じで家に帰り、その夜の別の飲み会に出撃したのはなかなか書けない事実だ。いつになったら痩せるのだろうか?