土曜日にノートパソコン難民になっていたついでに上野の国立科学博物館に行ってきた。

 

この博物館は、自分が小学生の時から行っている博物館で一時(と言っても子供が出来てから)は、年間パスまで購入して通っていた博物館だ。

 

今回は久々の訪問という事で見たいものを考えて行った。

 

1.おっきな恐竜の骨

2.忠犬ハチ公のはく製(秋田犬)

3.南極探検 タローとジローのはく製

4.ミイラ

 

昔から通っていて印象深いものの確認をしたかったのだが、まずは恐竜から・・・

いたいた。。。でも、寂しく一匹だけ・・・。

 

国立科学博物館は、毎回来ると感じるのだが、結構広くて見ごたえがあって良いのだが、どこに何があるかがわからなくてまるでメガ・ドン・キホーテの様な感じ・・。

 

うろうろとする中で急に「あーこれ見っけた!」という感じなのでそれもまた楽しい。

 

で、恐竜はみっけました。

トリケラトプス(小学校の僕が一押しだった恐竜)

 

この恐竜は小学校の時にあった恐竜ブームの中で一番僕が好きな恐竜で、思い出深い。何しろかっこいい。

目の前に展示してあるティラノサウルスとのツーショット

 

展示の方法が昔と変わっているので、今の子供たちはうらやましい。昔はもうちょっとバラバラにストーリー性も無く展示がされていたような・・・。

 

ドラえもんでのび太が育てた恐竜(フタバスズキリュウ)

 

これも結構かっこいい・・・こんなのが今生きていたらそれは熊が出たとかそういう騒ぎではないだろうなぁ・・・。

 

という事で、恐竜はOK。満足満足。

 

次は、忠犬ハチ公のはく製・・・。

 

これが、思っていた場所に居なくて「あれ?引越ししちゃった?」と思って、もうしょうがないのでネット検索して別の館(日本館)にいらっしゃることが判明。

地球館から、日本館へ移動(とか言いつつ、地球館は隅々まで見て回ってから・・・)。

 

発見!手前の白い秋田県が忠犬ハチ公

 

居ました忠犬ハチ公。渋谷の忠犬ハチ公は、確か座っていたはず・・・

 

こんな感じで座っていた

 

このイメージが強いのだが、こちらのハチ公はきりっと立っていました。ハチ公は、調べてみると、東京帝国大学農科大学の教授だった上野英三郎という型の飼い犬だったそうで、秋田犬だったそうです。主人の死後も10年間渋谷駅に通って待ち続けたとのこと。ちなみに、「ハチ」が本名で、ハチ公の公は、いわゆる「ポリ公」の公と同じではないかな?と思う(よって、ハチと呼んだ方が良いかな?)ちなみに、昨年度は、ハチの生誕100周年だったそうだ・・・そんなイベントあったっけ?!

 

ハチの苦労話が読めるサイトで、忠犬ハチ公を見る目が変わる・・・

 

展示はすごくシンプルで見落としてしまうように感じた。渋谷駅前の銅像はそれはもう凄い人が集まって海外の観光客も含めて凄い写真を撮られているが、はく製のはちは、静かにたたずんでいた。

 

ということで、忠犬ハチ公のはく製も、OK。満足満足。

 

さて、南極探検隊のタロー、ジローだが、、、

はい、右上の黒い子がジローです。

 

じつは、ハチと同じ場所に居ました。が、タローはおらず・・・。

タローは、北海道大学に居るそうです。二匹並べて展示してあげればいいのに・・。

 

タローとジローは、樺太犬(からふといぬ)という犬種で1970年代ごろに絶滅したそうです(残念)。彼らは南極に置き去りにされて一年後2匹が生きていたという事ですが、実際には野犬化しないために鎖でつないで置き去りにしたそうです・・・。他にも13頭が置き去りにされ、6頭は行方不明。7頭は鎖につながったまま亡くなっていたとのこと。ジローは、昭和基地で病死(5歳)タローは、北海道大学で老衰でなくなったとのことで、はく製がそれぞれバラバラになってしまっている理由とのこと。

 

これまでに、北海道と東京で1回づつ再会したことがあるとのことで、それは感動的だっただろうなぁと思う。

 

この方がよくまとめられていました

 

という事で、そもそもジローしかいなかったが、満足満足。

 

最後はミイラなのだが、小学生の時にミイラの現物を何回も見た記憶があるのだが、国立科学博物館をいくら探してもイメージ通りのミイラは発見できず、代わりに江戸時代の女性のミイラが展示されていた。

ただし、このミイラの展示については撮影禁止。その理由は、死者への尊厳を傷つけないため。僕もお祈りしてからじっくり見ました。200年前の女性のご遺体でしたが、保存状態が良く肌のきめなども感じられる様だった。発見されたときに、死蝋化したご遺体だったそうで、腐敗菌が繁殖しない条件下で外気と長い間遮断されたために腐敗を免れて、蝋状またはチーズ上になったものだったそうだ(その後、ミイラ化)。貴重な当時の食生活や、健康状態の調査にも使われている様だった。

 

さて、問題の僕の記憶に残るミイラだが、最終的にネット検索したところ、東館に展示されているとのこと。あれ?ここには2つの館しかないはずなんだが・・・と思ったが案内所に行って聞いたところ、東京国立博物館に、東館というのがあるとのこと。

 

なんじゃと!という事で、国立科学博物館ではなく、東京国立博物館に展示されていることが判明。その時には結構いい時間だったので、今回は記憶の中のミイラを見に行くことは出来なかった。残念。。。

 

また近いうちに東京国立博物館へ行って、思い出のミイラと再会を果たそうと、心に誓ったのだった・・・

 

ちなみに、特別展として「和食」をやっていたので見に行ったがもう人がめちゃめちゃ一杯居てとても展示を見るような状況ではなかった・・・(残念)。

 

博物館行くなら朝から並んで空いている時間に行くか、平日に会社を休んで行かないとゆっくり見れないな・・と思った。次回は会社休んで行ってみよう・・・。

昔からある日本館(建物も文化財になっている)

 

ステンドグラスと美しい天井

 

以前は、家族で年間パスを持っていたのだが、日本に帰ってきたのでまた入ろうかな?友の会・・・。