数か月前に奇跡的に予約が取れたほったらかしキャンプ場のぼっちサイト(ソロキャンパー専用エリア)に、1月13日、14日でキャンプに行ってきました。

 

 

景色が良くて、設備も良く、評価も高いキャンプ場で、週末の予約はもう何か月も先まで埋まっている。

 

今回で僕は二回目。一回目は、8月下旬に行ったので夏だった・・。

詳細は、僕のブログに記載してある(今読み直すと、このブログ読み返してから行けばよかった情報が多い。例えばチェックイン時間とか・・・)。

 

今回は、出発前からちょっと事件が起きて、前日の夜に後輩君から連絡があって、

「先輩が言ってた、ほったらかしキャンプ場って、今さっき予約サイト見たらぼっちサイトが空いているんですよ・・」

むむむ・・・もしやこいつ?!

「へーそうなんだ・・・」

「先輩、明日からここに行くって言っていましたよね?」

「まぁ予約出来ているから行くよ」 (く、来るなよ~)

「僕も行っちゃおうかなぁ~」 (普通来ないっしょ・・・)

なぬ!?・・・俺のソロキャンプ計画が・・・

「まぁ来てもいいけど、別々のサイトにすればいいんじゃね?」(社交辞令)

「そうっすね!」

 

しばらくしたら、ショートメッセージで、

「予約しました!」  

お、おれのソロキャンプが・・・ガラガラ・・・と砕け散っていく・・・

 

当日はチェックインがアーリーチェックインでも12:30(プラス1000円)で、通常チェックインなら14:00なのだが、早めに行こうと思って家を早く出発した。途中、前々日にいろいろと食材は買って使う分だけ分けてあったのだが、AEONに寄ったり、ちょっと今日は寒いかも・・・と感じたのでユニクロに寄ったりしたちょうど12時半ちょい前に調整していこうとしていたところ、後輩君から連絡が入り、

「もう着いて、アーリーチェックインの整理券入手しました」

なぬ?!前回はそんなのなかったぞ・・・

前は無かった段ボールの表示が・・・小さいけどぼっちサイトは11:45~ 整理券配布

 

いずれにしても一緒にチェックインして、一緒にサイトを選んで見事にお隣になっちゃった・・・涙

 

つまり今回は、ソロキャンプではなく、デュオキャンプになってしまったという事。。。数か月前から予約していたソロキャンプがなんともデュオキャンプになった。。。

 

気を取り直して、サイトを確保して宿泊準備を開始した。

注意(山の天気は変わりやすい)

 

最初はタープを張ってみようかと思って今までとは違う張り方にチャレンジするも、途中でやっぱり天気も悪く無し要らないじゃない?となってすぐ撤去・・・その努力の結果がこちら・・・

 

秘儀何とか張り・・・名前忘れた。

 

後輩君も、夏用テントをさっと張ってじゃーちょっと山頂のカフェに行って薪を買いに行こうかという事になって、山頂のカフェに二人で行った(男二人でいく様なところではないことは間違いない・・・)。

朝の11時から夕方6時まで Cafeを利用しない人は写真ダメだそうだ・・・

 

中はこんな感じで景色もすごく良い キャンプしなくてもここだけ利用可

 

カフェで、ビール(1000円)をログインボーナスとして購入して、寒いけど外で飲んだ。このビールはなかなかおいしかったけど、量の割にお値段が高いな・・と感じた。

清里ラガービール 美味い! 景色も良い!

 

それから、フロントへ行って薪を購入したが、アウトレット薪を購入。袋に詰め放題で1500円。後輩君と一袋を大人げなく、綿密に計画的にパンパンになるまで薪を詰めた。恐らく周囲の人は中年男性二人が必死に一本でも多く薪を詰めるための努力をしているのを見て、悲しい気分になったかもしれない。でも、良いのだ。我々は、その時野菜の詰め放題をしている中年女性を笑わないと心に誓ったのだから・・・

他に、箱に入った800円の薪も販売していました。

 

ちなみに、薪には針葉樹と広葉樹があって、実は値段も性能も異なるとのこと。針葉樹は軽くてよく燃えるけど燃焼時間は短いとのこと。広葉樹は逆でよく詰まっていて燃えにくいが燃えればなかなか消えないとのことだった。我々は燃えにくいものを燃やして長持ちさせた方が得であると判断して、袋には広葉樹のみを詰めた。ちなみに、個人的には針葉樹の様な生き方より、広葉樹の様に生きるほうが良いんじゃないか?とは思った。が、実際に自分の人生がそうなっているのかは別だと思う。

 

そして、やはり薪だけでは心もとないという事で地元のスーパーに炭を買いに行く事にして買い物へ行った。が、お買い物を楽しんでいる間に天気がガラッと変わり、なんと雪。そして吹雪。

キャンプ場の道もうっすら雪景色

 

おいおい、雪なんて聞いてないよ・・・荷物を外に置きっぱなしで来ちゃっているよ・・・

そそくさと戻ったがそこで一つの事件が発生した。帰る途中に自分たちのキャンプサイトが上から見える道があるのだが、そこでの我々の会話内容は以下のごとく・・・

 

後輩君 「あれ?僕のテント無くなってないですか?」


僕   「んなわけないでしょ・・・じーっ あれ??」


後輩君 「やっぱりないっすよ・・・」


僕   「(笑)」

 

調査の結果、テントをちゃんと固定しないでいたので強風ですっ飛んで行ってしまったとのこと(今日のダイブその1)

実は中に荷物が入っていたのに・・・下の金網に引っかかってよかった・・・

 

この事件の後に、すぐさま事故調査委員が設立され、その調査の結果、テントをちゃんと地面に止めていなかったことが判明。しかしながら素人のキャンパーという事で「テント使用法違反」の罰金刑には当たらない判定となった。

 

事故調査委員会の公式見解書(過失ではなく、事故として処理)

 

谷底からテントをサルベージュすることに成功した後、きちっとペグでテントを固定することとした(普通は当たり前なのだが)。

 

そしてようやく焚火に火がついて、いろいろな料理を開始することが出来るようになった。しかし、今思えばこの時すでに気温はかなり低くなっていた。せっかくスーパーに行ったのに、ホッカイロとか、湯たんぽとかを全く買わずに、牛レバーとか、食材をさらに追加していたことは大きな声では言えない。

 

広葉樹の薪はやっぱり燃えにくく、消えにくい薪だった。これが後で事件になった一つの要因かもしれない

 

怒涛のその2へ続く・・・何か今回は三回くらいに分けないと書ききれない・・・