2026年
5月18日(月)
第5,022話
こんばんは
素敵な1日を過ごされましたか?
今日1日を振り返りながら
心に沁みる1杯で
自分を癒してあげてくださいね

再発酵する記憶〜3年間で一番いいスイング〜
いつからなのだろうか
こんな風に
ノートを取るようになったのは
学生時代のノートは
箇条書きだったような気がする
気がするだけで、確認のしようがない
学生時代のノートは1冊も残っていない
高校時代の硬式野球部の記録用に
取っていたノートは残っている
スコアブックの補完となるノートで
各打者の特徴や
新聞の切り抜きが貼ってある
萩原、山﨑のクリーンナップは破壊力抜群
そんなことが書かれている新聞記事もある
夏の甲子園大会、僕らは二人で1安打
その1安打ですら、ボテボテの当たりが
センターに抜けて行っただけの記憶
僕の最後の打席は
初球
アウトコース低めのストレート
これがストライク
2球目
インコースのスライダーを空振り
追い込まれての3球目
インコース胸元のストレートがボール
体を仰け反らせ、目線を上げたところで
4球目、インコース低めに
ストライクからボールになる
スライダーを投げられて万事休す
空振り
終わった
そう思った打席から引き上げるときに
ネクストのハギに
頼んだ!と言って肩に手を置く
ベンチに向かって声援を送る
目には涙が浮いていた
グランドが見えなくなったとき
相手ベンチの方から歓声が上がった
ハギも三振
これで、僕の高校野球は幕を閉じた
そんなことをすぐに思い出せるのも
ノートのおかげかもしれない
あのシーンを思い出すために
鍵となるのが
僕にはノートなのかも
そんなことを思い出したのが
再発酵するノート
そう、昨日のブログです
三振した打席を思い出せるのが
ノートであれば
そのノートを見ることで
言葉を思い出すこともある
「山﨑、3年間で一番いいスイングやったぞ」
監督さんに言われた言葉を思い出して思う
3年間で一番いいスイングが
空振りだったんだから
大学での野球を諦めて然りだよな
その後、受けることになる
大学のセレクション
金属から木製に変えた
バットでの打撃練習
最後の打席の空振りを超える
スイングはできず
僕は大阪と奈良の県境にあった
大学のグラウンドで
硬式野球に別れを告げた
大学進学を諦め、専門学校に
そして、大阪ガスへ
在職中のノートは秘密保持契約の関係で
退職時に全部、シュレッダーさせられた
あの時の記録は、記憶分しか残っていない
記録が記憶ではなく、記録として残っていたら
どんなに財産化できただろうと思うけれど
それは言っても仕方がない
僕の手元に残っている数十冊のノートは
全部、独立後のノートだ
そのノートを見た人に
先日言われたこと
君の場合、ノートが「保存」じゃなく
後でブログや講演や対話へ再編集されていく
だから、単なるメモではなく
“未来の思考素材”として書いている感じだ
いただいた言葉から
再発酵するノートというブログを書いた
いただいた言葉には続きがある
君は、聞いたものをコピーしていない
自分の人生に通して、再編集している
だから、君のブログや言葉って
単なる引用っぽくならないんだろうね
ちゃんと
“自分を通った言葉”になっているから
そうなのか!と目から鱗だった!
僕は、退職時に
自分の財産であった「ノート」を全て失った
独立後
また1から、ノートを積み重ねてきた
どんなノートにも一貫性がある
「パッと見て、その講義が再現できるか?」だ
だから僕は、講義を「情報」としてではなく
“エネルギーの流れ”として捉えている
僕は講義を
文章
情報
要点
として受け取っていない
そうじゃなくて
「どこで場の空気が変わったか」
「どこで熱が発生したか」
「どこから思想が展開したか」
を、掴みに行っている
だから
ノートの中に“流れ”がある
中心から左上、左下へ流れ
右下、右上へと展開していく
2時間の講座なら
30分ずつくらいになっている
その30分は
起承転結に紐付けて記録する
中心に核を据え
そこから話が広がって行くのを記録して
僕の頭の中にある別概念へ接続
また戻り、再定義する
これをもう、8年くらいやっている
「聞いた順番」よりも
「自分の中で意味を持った順番」で配置する
一般的な記録型のノートは
印象に残った言葉や講師が強く言ったことを
書き留める
僕のノートは
講義を受信しているというより
“対話している”感覚で書く
話を聞きながら
これは自分のどこに繋がる?
この言葉の本質は?
これは未来にどう活きる?
みたいなことを、同時並行でやっている
だから、ノートが「議事録」じゃなく
“生きた思考の痕跡”になっている感覚がある
それが、8年間
最前線でやってこれた秘訣なのかもしれない
情報を溜め込めず
“自分の中で情報の再発酵”をさせる
だから、時間が経ってから
別の出来事と繋がる
ノートを見て、ノートから学ぶ
そのノートは
僕にとって命の泉なのかもしれない














