安室奈美恵さん専門
振付ダンスサークル
MASQ
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M11 Alive
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ともよちゃんがマネージャーになってくれて2年。
2020年6月は「ジャーマネ感謝祭」と称して好きな1曲レッスンプレゼント。
複数ある中から選ばれたのがAlive
ともよちゃんはマネージャーになる前から本業同等の思考と作業工数でMASQがいい方向に歩いていけるサポートと無償の愛を惜しみなく注ぎ続けてくれていた。
マネージャーになってからはそれが加速。
どんなときでも課題改善に真摯に向き合ってくれてマネジメント視点での指摘ガンガンで絆グングン。
だからSHINE MORE MASQ 2019のときも一緒に乗り越えてきた曲、2020はジャーマネ感謝祭でレッスンしたAliveを2人でパフォーマンスさせてもらった。
すべての曲に想い入れはあるけど、想い入れの深さはやっぱりそれだけ注いでくれた愛情や裏の努力や想い出量に比例するところはある。
齟齬がないように補足すると、Aliveをパフォーマンスする前までは「ともよちゃんと2人で踊る曲」という想いが強かったけど、リハと本番を迎えたときにCメンバーが観てくれていた真剣な視線、声援、涙などを受け取って「ともよちゃんと2人で踊っているときにみんなのあたたかさが伝わる曲」という想いも重なっていく。
これはAliveに限ったことではないけど、振り返ったときに「あのとき」という道ができている。
「踊り始めまでは静の世界だからほとんど動かないほうがいいね」
「I need you love meを3回も繰り返してからのto make me feel aliveの孤独さをどうにか表現したい」
FEELアルバムの1曲目を聴いたとき、LIVEでシルエットを観たとき、アカペラからイントロが流れたとき、どれも鳥肌が立ったことを覚えている。
そのFEELを大切にしたいね
首だけをゆっくり動かして、見合って、離れて、FEELにしようか
アルバムアイコンが見ざる言わざる聞かざるだからFEEL1つずつにそれをあてはめようか
いや、なんか違うな
心で感じるを表現するのはどう?
呼吸するとかは?
正面より横からのほうが呼吸感伝わるかな
遠くから見たら何やってるか分からないね
大袈裟に吸っちゃっていいんじゃない
あーやっと分かるね
じゃ、それぞれのFEELで3回目はもう準備に入って微動だにしないでおこう
レッスン後、プライベート、個人レッスンと試行錯誤タイムを重ねてやっと決まったオープニングだったけど「やっぱり首の動かし方もうちょっとどうにかFEEL感を出せないかな」という感覚がまだ残っていた。
前日にLINEでそのことを伝えると、「あたしもそれ思ってた。よかった。それにしよう」と一瞬にして決まった。
この変更話と一緒に「そういえばMintは後ろから始めたほうがいい」があって間髪入れずに「そうしよう」と返事をした。
その話が頭にあって後ろのラインに立ったんだけど、
あれ、ヘソでよかったんじゃなかった?
そうだったそうだった
「Shadows on the moon」
あんな立派な舞台装置はないけどShadowsはどうにかしたいよねってことで照明のみほちゃんに消灯してもらったおかげで午後4時でもそれなりのShadows感を演出できた。
照明の話もまとめてしよう。
1分ぐらいほとんど動かない
シンメスタート。
COMEXのヒールが見えるように足を調整して立っているんだけどこの時点でプルプルしている。
1回目のI need you love meで私が前を向き、
2回目のI need you love meでともよちゃんが前を向き、
3回目のI need you love meで見合う。
目と心から出して受け取るエネルギー
to make me feel aliveで首をぐるんと上に回してシンメに戻る。
元々この首は通ってきたルートを戻っていたけど、「feel」の「イー」に伸び感があるから、そこの伸び感を表現したくて首の可動域を全部使って戻ることにした。
feel feel feel
「ダダッダ!」は今まで静だった世界から一気に動へ。
そしてまた「Shadows on the moon」で静へ。
ここは私が前を向いて、ともよちゃんが後ろを向くことで「表裏一体」「MASQ」「裏MASQ」の表現にしようと決めていたのにうっかり後ろを向いちゃったんだよね。
大事なところでミスる。
mirror on my heart
シンメになることで「ミラー」の表現
resque me my lover
ここは3歩「トントントン」とステップを踏むところなんだけどCOMEXでこの速さだと3歩がしんどくて2歩になりがち。
でもその1歩で見え方が全然違うことは何度も経験してきたからどうにかしても出したい1歩。
2歩のレスキューより3歩のレスキューのほうが早く助けることができるね。
I need you love me
この振り上げはほーんとに上がらない。
股関節の問題もあるけど、ピンヒールで片足ジャンプしながら右足を高く振り上げるって至難の業。
身体がぐにゃぐにゃになるほどの柔軟性と筋力がついたらできるようになるのかもしれないから道のりはまだ遠い。
feel
伸び伸びのfeel
ギリギリまで伸び切って、たっぷり伸びて、一気に次の伸びに切り替えるところがポイント。
ともよちゃんはちゃんとしゃがんでた。
こういう一瞬で甘さが出るね。
そして学ぶね。
ラストの表裏一体は打ち合わせ通り。
裏の努力なしに表の輝きなし。
マネージャーのともよちゃんが背負っているモノも大きくて重たい。
これからもその背中を頼りにさせてもらおう。
next to me
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