安室奈美恵さん専門
振付ダンスサークル
MASQ
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M10 Supernatural Love
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MASQ LIVE STYLE 2017では一般のお客様としてお申込みをしてくれていたねねちゃんとりょうちん。
まさか同じステージ立つ仲間になるなんて4年前は思いもよらなかったな。
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Can You Feel This Loveが終わってSupernatural Loveに入るときに2013年FEELツアーの「シルバー感」を取り入れたくてスパンコールのバングルを装着することにしていた。
このバングルはみほちゃんから受け取りたくて預けていた。
バタバタしていて忘れたら声をかけて、と言ってあったけどその通りまんまと忘れて「せりちゃん!」と受け渡してくれた。
ステージの両端からスタート。
動画じゃないと分かりづらいのだけど、「巻き取り式」にして最終的に「りせね」の並びになるようにした。
ねり せ
ね り→ せ
ね ←せ り
ねせ→ り
←りせね
巻き取り式はレッスンのときにアドリブで出てきたスタート方法だったけど、レッスンではみほちゃんも巻き取り式を経験。
そしてりょうちん、ねねちゃん、せりの順に1人ずつ前を向いて、音に合わせて首を上げる。
この並びはねねちゃんからもらった写真そのもの。
客席から観てセンターに私、左がりょうちん、右がねねちゃん。
その写真にはこんなメッセージが添えられていた。
「舞台に3人。夢」
この瞬間に夢が叶った。
叶ったのはみんなのおかげ。
ありがとう。
その中でも夢を叶えてくれたきっかけになったのはみほちゃん。
Supernatural Loveは4人で踊る予定だったけど、この夢の話を聞いたみほちゃんが「私は降りる。3人の夢を叶えて欲しい。私は3人で踊ってる姿を客席から観たい」と言って、3人の舞台にしてくれた。
だから首を上げたときにみほちゃんを真っ直ぐ見て「ありがとう」を表現するために眉毛をピクッと動かした。
みほちゃんも真っ直ぐこちらを見てくれていて、すごく見守られている感覚に包まれたから「あ、大丈夫」という気持ちになったから楽しく踊りきることができた。
りょうちんは感情が一気に溢れてあと一歩でボロ泣きするところだったけど、気力だけで堪えて、踊り出しのポジションについていた。
1番はりょうちんセンター
フォーメーションや構成は入れれば入れただけ結果が出るんだけど、練習量もそれだけある。
だけど、2人は「どんなフォーメーションでもどんな構成でも全部やりたい!」と言ってくれていたから、「ここはやってみようか」と取り入れたところがいくつかあった。
そのうちの1つが「I will make you fall」で縦一列になって、1人ずつ横に出ていって、安室ちゃんだけが右手を回してダンサーさんは折れるところ。
あーい
うぃ めーい
きゅー
ふぉーお
衣装の話はまた別でするけど、ご覧の通りねねちゃんはYUUさんヘアをやっていて、ポジションもYUUさんで、YUUさんと同じ動きをしたいから「折れるところがやりたい!」という希望で折れたんだけど、実際は折れたいところまで曲がれない。
やってみたら分かってもらえると思うんだけど、COMEXを履いてると「ほんとはここまでいけるけどここまでしかいけない」のがCOMEXあるある。
ねねちゃんもCOMEXだからきっとそう感じたんじゃないかな。
ティリカティカティカ
COMEXで踊ることがきついのはもうあと何十年も言い続けるけど、COMEXではないブーツだってきつい。
それはまだCOMEXで踊る前に5社ぐらいのブーツを履いて「どこのブーツが踊りやすいんだろう」と試していたから。
結局COMEXが圧倒的ではあったんだけど、それにしても11.5cmのピンヒールは踊るためのブーツではない。
ヒールが太ければちょっとはそこに頼ることができる良さはあるんだけど、ブーツを履いて踊るというのは「思った以上に踊れない」のが現状で希望通りの動きはほぼできない。
だからCOMEXではないりょうちんも「ティリカティカティカ」のかかとずらしはこのブーツで難しかったんじゃないかなと思う。
それでもこうやってヒールが横に向いてるのは「足を横に向けるぞ」の意識がないとこうはならないから写真1枚からでも伝わってくるものはたくさんある。
実際はお尻を捻り上げることによって足がつられて横になる、という仕組みではあるんだけど、ヒールの高さがあるところから捻り上げるってのは高低差がなかなか出なくて横になりづらい。
だけど、そこで意識があれば横になるし、これがその結果なのではないかなと思う。
何より伝わってきたのはエンジョイしてること。
りょうちんはダンス未経験だけどこんなヒール履いてこんなスマイルで踊れるってほんとにすごいことだと思う。
2A
「せりちゃんに倒されたい!」というねねちゃんの希望もあって1番はりょうちん、2番は私、3番はねねちゃんが担当することになった。
最初はこのシーン。
2人はダンサーさんのシーンをやってくれてるんだけど、実はここ振り入れをやっていない。
全20曲の中で振付がないところはフリースタイルだから振りがないということはあっても、フリースタイルでもなく、振付があるシーンでの振り入れがないというのはここの1箇所だけだった。
「安室ちゃんとかレディースさんたちの先にメンズがいて、メンズはすごいことやってる」と伝えたら、ねねちゃんが「こんな感じかな!」とメンズの動きをやっている動画を送ってきてくれた。
「そんなすぐ練習する人いる?」と思ったのと、その熱意をそのまま取り入れたいと思って、振りはお任せにした。
こんな体制どっからどう見てもきついのに、だからメンズがやってるのに、しかもメンズだからスニーカーなのに、これをヒールでやってるってのがまたすごい。
しかもこの「わっ!」っていうところはほんの一瞬で、あとはフロアに張り付いてるんだけど、その張り付き方も限界まで張り付いてる。
りょうちんなんて顔が完全についちゃってるもんね。
しかもすごい真剣。
この一生懸命な姉妹のかわいさにCメンバーはリハから癒されて笑ってたんだけど、本番もきっとそうだったよね。
ハッシュ、ハッシュ、ハッシュ
安室ちゃんの曲で「ハッシュ」がつくのは2曲しかないんじゃないかな。
Supernatural Loveはたぶん「だまらっしゃい」の「hush hush hush」
もう1曲は「ナンバー」を意味する「#1」
だからSNSのハッシュタグである「#」とも違う。
電話番号の「#」は「シャープを押してください」と自動録音が喋るときもあるけど、あれはシャープではなくてハッシュ。
音楽記号のシャープは横線が右上がりの「♯」
Supernatural Love1曲だけでたくさんのことを学べるけど、細かいことはさておきこの「ハッシュ ハッシュ ハッシュ」を最初に聴いたときは「なんとオシャレなことをやってるのか」と思ったんだけどFEELアルバムを全曲聴いたら全英語曲でやたら納得した。
センターにいるとみんなの表情もより分かりやすい。
このときはみほちゃんも見たし、みんなも見たし、鏡越しに2人も見て、最終的には引き目線で「こうして今3人で踊らせてもらえてるのはみんなのおかげだなぁ。ありがとう」という気持ちで踊っていた。
そしたら「I will make you fall」に入るタイミングが遅くなった。
「I will make you fall」で安室ちゃんはメンズダンサーさんにハンドパワーを出して、ハンドパワーをくらったメンズは首を右に倒して、それを360度ぐるっと1周するシーンがあるんだけど、ここを首倒れと呼んでいて、これもねねちゃんの希望で「倒されたい!」ってことだったから倒した。
あーい
うぃ めい
きゅー
ふぉーお
ここもヒールで倒れたままキープするのきつかっただろうなーと思う。
結局どれぐらいきつかったかは実践しなかったら体感してないんだけどきつかったに違いない。
それでも「フォールは落とす、落ちるって意味もあるし安室ちゃんたちもそこまでは倒れてるからそこまでは倒れてて」ということでキープしてもらってた。
2サビ前
2サビを担当させてもらったんだけど2サビに関わらず1サビもラストもなんだかもう舞い上がっちゃって嬉しくて楽しくて右手と左手を全部間違えたんだよね。
本番でやらかしがち。
それでも全力でパフォーマンスできたから楽しかったなぁ。
そしてDメロからセンターはねねちゃんにバトンタッチ。
わちゅうぉーん?
3人ともガンガンに歌ってるから口が「う」になってる。
フォーメーションは斜め1列。
これは他の曲ではないからやろうと言って取り入れたフォーメーション。
このあとねねちゃんがセンターでカマすことを考えたら最初からピラミッドでもよかったけど、これを1つ挟むことで動きにも幅が出るし、何よりねねちゃんがセンターに出ていったときの高揚感が増すから一手間かけた。
お料理も一手間かけたほうが仕上がりがいいように、フォーメーションも一手間かけたほうが仕上がりがいい。
Dメロが終わって「be a part」あたりからはクラップが入って、Cも盛り上がってねねちゃんがセンターへ出ていく。
ここからねねちゃんのエネルギーが大爆発。
とんでもないエネルギー。
溜め込んで一気に大爆発。
このねねちゃんにはもう大盛り上がりの大歓声で、1色だったはずの照明もビッカビカになってた。
りょうちんと私も「いけー!ねねー!カマせー!」の気持ちが最高潮で、ヘッドロールを3回ぶん回した。
このときのエネルギーすごかったなーほんと。
このままの勢いでラストサビ。
最後両手をグーににして横に緩やかに揺らすところがあるんだけど、パワーが漲りすぎて親指が出ちゃってるところとガンガンに揺らすところがねねちゃんらしくてきっとここみんなが好きなとこ。
このあとは3人で「そのとき自然に出た感じで」と決めてた「すーぱなちゅらー」は触れ合いになった。
そしてりょうちんがみほちゃんにありがとうをしに行ってて、私もそれに続いた。
後ろに行きかけていたねねちゃんもこっちに戻って来てる
このときみほちゃんには「ありがとう」のハイタッチをした感じだったんだけど、後ろに行こうとしたときにみほちゃんの手の感覚がまだあって、自然と離れられなかった。
ねねちゃんもありがとうしてる
まだ残る手の感覚を振り払って後ろに行くことができなくて、もう1回タッチしたときにはもう自然に連れ出していた
このとき最後のポーズを決めるために後ろに向かったりょうちんとねねちゃんはみほちゃんが引っ張られていることを知らない。
みほちゃんは泣いてる
このとき2人が気が付いた
4人でラストを迎える
「んー」
ありがとう
このあとりょうちんとねねちゃんは瞬間的に泣き出していた。
みほちゃんはもちろん、ねねちゃんりょうちんとこうして踊れたことも、最後が4人になったことも、それを急にやって観てくれていたみんなにも感謝の気持ちばかりでとにかくありがとうしかなかった。
「舞台に3人。夢」
みんなのおかげです。
本当にありがとう。


































