■ディレイタイプ
1.MONO DELAY
●Degital Mono
フルレンジの自然なモダンディレイ。
●Analog Mono
アナログディレイの帯域反応と特徴。
●Vitage Degital
ローファイバイブのためにビット深度の減少を用いている。
●Dluxe Mind Guy
クラシックディレイペダルの元気付け
※デラックスメモリーマンがベース。
●Mono BBD
ヴィンテージのバケツリレー式ディレイペダルのシミュレート
●2290 w/Mod
従前の業界標準ユニットがベース。
※TCの2290がベース。

2.TAPE DELAY
●MONO TAPE
モータースピードと他のテープ調節の設定がある
●Lo-Fi Tape
同じだが、原音の忠実度がとても低い。

3.STEREO DELAY
・Degital Mono
フルレンジの自然なモダンディレイ(デフォでステレオ)
Analog Stereo
アナログディレイの帯域反応と特徴
・Stereo Tape
テープディレイの帯域反応と特徴
・Ambient Stereo
ウルトラワイドなエコー
・Stereo BBD
ステレオのヴィンテージのバケツリレー式ディレイペダルのシミュレート
・Ducking Delay
より激しく弾いた時、自動的に小さいディレイをダッキングし、散らからない結果となる。

4.DUAL DELAY
・Dual Delay
デュアルディレイのデフォルト設定

5.PING-PONG
・Ping-Pong Delay
ピンポンディレイのデフォルト設定
6.SWEEP
・Sweep Delay
スイープディレイのデフォルト設定
7.REVERSE
・Reverse Delay
リバースディレイのデフォルト設定

■パラメータ
●タイプとコンフィグ
タイプは、パラメータの値を設定する、単なるメタパラメータ。
コンフィグは、ベースアルゴリズムを特定する点で決定的。
●タイムとテンポ
ディレイタイムの設定には2つある
①具体的なタイムをmsで入力する
②グローバルプリセットのテンポに関連して、1/8や1/8Dotなどテンポを設定する
重要:テンポの方法を使うと、タイムを入力できなくなる。
●EQ
ディレイブロックは、ウェット信号用に、ローカット・ハイカットがあり、カットフィルター用に調整可能なスロープがある、2つのパライコがある。
EQの内容はグラフィックディスプレイで分離したGUIページにある。
●ドライブ
アンプブロックの前段で使用する時に、エコーにディストーションを付加できる。
●タイムオフセット:ディレイの拡幅
Time Offsetパラメーター(モノ・ディレイのみ)は、エフェクトを広げるために使用できる右のウェット信号に100 msまでのディレイを加えることができる。
●ディレイオシレーション
省略
●トレイルにだけエフェクト
ダイレクト音ではなく、ディレイ音にだけエフェクトを加えるには、ディレイを並列に置いて、その後段にエフェクトを加える。
●オートアクティブディレイ
テンポメニューでAuto Delayのパラメータをオンに設定すると、テンポがタップインされた時は常にバイパスの全ディレイブロックがアクティブになる。これにより、一つのフットスイッチからテンポとディレイブロックのオンオフが設定できる。
●ディレイのミュート(wトレイルフェイドアウト)
外部コントローラ(ペダルやスイッチ)をInput Gainに取り付けると、入力段階でディレイレベルを調節できる。
これにより、ディレイをミュートするとディレイトレイルを素晴らしくフェイドアウトさせられる。
●スピルオーバ
スピルオーバの項目参照
●ディレイの統合ゲインの維持
・FW v11より前
ディレイのボリュームレベル調節にMixを使うと、ドライ信号のボリュームレベルも影響を受ける。つまり、ディレイレベルを上げると、ドライ信号レベルが下がる。
これの対処:Mixを50%まで上げてLevelを+6dBにセットする。それかディレイを並列に置く。
・FW11 v11以降
AX8とFX8:上記動作は変わった。
リリースノート:ディレイブロックのミックス法則が変わった。ドライ信号はMixが50%になるまで統合され一定で、それからリニアに0に減衰していく。反対に、Mixが50%になってからウェット信号はゼロで始まりそこからリニアに増えていく。これによりミックス増大時に減ったドライ信号を補填する必要を排除できた。

●ディレイとCPU使用率

テープとアンビエントディレイは他のタイプよりCPUサイクルを必要とする。

●本当のテープエコーのエミュレート

FW4.00からディレイとマルチディレイに「本当の」テープエコーモードが追加され、それはモノだけ(ステレオテープは従前のFWで同じもの)

リリースノートから:ディレイとマルチディレイにテープエコーアルゴリズムが追加された。このアルゴリズムはテープスピードの変化によりモジュレーションが発生するテープエコーをシミュレートしている。ディレイブロックでは、アルゴリズムは2つのヘッドのモノラルテープ「デッキ」として実装される。Time/Tempは、録音と第1の再生ヘッド間の距離を設定する。Ratioは録音と第2の再生ヘッドの相対距離を第1の再生ヘッドのパーセンテージとして設定する。Multidelayブロックは4つの独立したヘッドを持つモノフォニックデッキとして実装されている。全詳細は更新したマニュアルを参照

・Fractal

アルゴリズムは、一つの録音機と二つの再生ヘッドを持つ単一テープであり、各ヘッドからの信号はフィードバック、パン、レベリングができる。Head1Timeは、モータースピードが1.0の時のヘッド1のディレイタイムを設定する。これは、テープデッキ内の記録ヘッドと再生ヘッドとの間の距離に類似している。タイムを増やせばヘッドが離れ、逆もしかり。タイムが何であれモータースピードが1.0のディレイタイムに設定される。モータースピードを上げるとテールが速く動くのでディレイタイムが遅くなり、逆もしかり。ヘッドの相対的な位置は変わらない。レシオはヘッド2のディレイタイムをヘッド1のパーセンテージとして設定する。レシオを50%にすると、ヘッド2のディレイタイムはヘッド1の半分になる。これは、記録ヘッドからヘッド1の距離のちょうど半分にヘッド2を位置付けることに類似している。

要するに:ディレイタイム=ヘッドの距離、モータースピード=テープスピード。

LFOはモータースピードを変調する。(テープスピードを変える)モータースピードを変調するとディレイタイムを変調するよりとても違った効果がある。モータースピードを手動で変化させるのと、ヘッド1のタイムを手動で変化させるのとの間に違いが聞き取れるだろう。典型的なテープデッキでは、テープスピードは不変ではない。テープレコーダの時代には、できるだけテープスピードを一定にするため多くの努力が費やされ、定期的なメンテナンスがあった。しかしながら、

 

元気が出たら続き更新します・・・。、


Fractal Audio:


. This included periodic maintenance. However, when applied as a delay effect, the variation in tape speed could create a desirable modulation. Tape Echos, in particular, were built to cost points and suffered from considerable tape speed fluctuation. The two primary components of speed variation were termed "wow" and "flutter". Wow arises due to low-frequency variations in the tape speed. This is typically due to variation in the speed of the motor itself and/or eccentricity of the pulleys. Flutter is a high-frequency modulation and arises due to eccentricity of the capstan and pinch roller."  source

  • "The LFOs actually modulate the tape speed. It’s the same as attaching a modifier to the tape speed. This is because in an actual tape deck the tape speed is what is typically subject to variation. Wow occurs due to variation in motor speed (or belt/pulley, etc.) and flutter is due to capstan and pinch roller. Wow varies the tape speed slowly, flutter is a high-frequency variation in speed. The actual delay time is very stable since the heads are stationary and the tape is taught between the heads. Delay modulation due to tape stretching is negligible."
  • "Originally all the delays "chirped" when changing the tempo (like many other effects processors). I rewrote the primary delay types so it cross-fades between tempos when you tap a new one to avoid this. The tape delay type doesn't do this so that you can use it as you would an actual tape delay and get all those cool effects by changing the head position or motor speed." source
  • "That algorithm does not support bit reduction." source