■ベース
Bogner Shiva Clean, 20th Anniversaryモデル。
KT88チューブ搭載。
力強く光揺らめくクリーンとアグレッシブなイギリススタイルのミッドレンジのパンチがある甘くリッチなサウンドのアンプ。
■推奨キャブ
Classic 80, V30
■ストックキャブ
1x12 Shiver
■Original controls Clean channel
Volume, Bass, Treble, Bright switch (ドライブが高いほど効かない)
■Original controls Lead channel
Gain, Bass, Middle, Treble, Bright switch (DRIVEの値が高いほど効かないが、それでも目立つ)
■Sharde controls
Master, Presence.
"Boost"と"Shift"のツマミはモデリングされていない(Input TrimをBoostとして使うこと)
■クリフのコメント
①ボグナーはダークだと思われているがそうではない。そう思われる理由はポットテイパにある。多くの人は、ノブは正午付近に設定されるべきだと思っているが、ボグナーでそうするとマーシャルでトレブルを下げるようなもの。上げ下げするのを怖がらず、目を閉じて耳でトーンを調整すること。
②人はノブを正午付近にし、正午から大きく離れるのを嫌がるが、アンプ設計者はこのことを利用して、ノブが正午の時のアンプのサウンドを変えようと異なったテイパを使っており、その主な例がボグナーアンプだ。
人は皆「ボグナーアンプはダークだ」と言うがそうではない。トレブルポットにLog10Aテイパを使用しているが、それはマーシャルのスタンダードなトーン回路で、たいていトレブルにはリニアのテイパポットが使用される。
ボグナーの5.0(正午)のトレブルは、マーシャルのトレブル1.0と等しく、人はノブを5.0にしてボグナーはダークだと見なすが、そうではない。
トレブルを8〜9に上げればプレキシのように鳴るが、人は極端にノブを上げるのを嫌がるもので、そのことをアンプ設計者はこのことを知って、特徴的なサウンドにするのに利用している。
③元ののShivaは、借りたアンプが元となっていた。今では20th Anniversary Shiva (KT88s) を所有していて、新しいモデルはそのアンプが元になっている。このアンプは元々使っていたアンプよりゲインが低いと気付いたが、モデルはそのアンプに忠実である。